いまだ停電と断水で困っておられる方に

心からお見舞い申し上げます。

 

実は私、千葉市内の市街地調整区域隣接の大型分譲地住みです。

件の停電では実のところ11日夜に回復しました。

今でも停電を余儀なくされている方には申し訳なく思いますが

本当に私にとっては、もう暑くて眠れない日が続き3日が限界でした。

 

勤務先は、9日朝に社長から電話があり休みになりました。

住宅系の業種ですので、あちこちから見てほしいと連絡が

社長の携帯に電話が入ります。

社長は一人で忙しくしているのだろうと思うと

転職したばかりでしたので気が引けましたが、

前職なら這ってでも出てこい!な感じの会社でしたので

本当に社長の心遣いに感謝でした。

(社内の電話は、停電中のため全滅です。

パソコンも使えないのでメールは見ることもできません。)

 

自宅の電気が回復してから

色々なことがわかりました。

 

避難所のこと、

給水所のこと、

充電できる施設のこと

お風呂を開放してくださっている施設のこと

 

何しろスマホも充電100があってもつながりませんでした。

基地局がダウンしているからです。

 

ええええ!近くでお風呂入れたのかぁ~とか

おにぎりを配っていたのぉ?とか電気が回復してからわかりました。

近所でスピーカー放送があってもボワンボワンして何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。

 

私は自宅で冷凍庫のごはんやパンが自然解凍になる頃合いで食べたり

ガスは使えるのでパンをフライパンでトーストしたり

腐る前に使いたい野菜と炊飯器に残っていたご飯で

謎の炒め飯を作ったりできました。

ちなみに給湯器のスイッチ系統は電気なので当然ダメで

明るいうちに家族が順番に水シャワーです。(おかげで15日現在風邪気味です。)

 

懐中電灯とか電池とか

近所のスーパーもコンビニも休業で買いたくても買えないし、

クリスマス用飾りのキャンドルと仏壇のろうそくとで明かりをまかなっていました。

12日19時突然電気が通ってうれしくて泣きそうになりました。

 

そこで市長のツイッターで「自粛はご遠慮ください。」を見て

気持ちが安らぎました。

まだ、停電している被災者のあるなかで自分は電気が使えるようになって

気の毒な人に合わせて我慢しなくていいからです。

ところで、安藤優子さんのコメントで目を疑いました。

 

安藤優子:
東日本大震災のことを思い出しました。あの時、私たちはメディアの側なので現地に行ったり取材をしたりしているわけじゃないですか。そこから帰ってきて放送にあたっていて、騒いだり楽しいことしたりっていう気分には到底なれなかったです。だから、到底なれないという気持ちの人はその気持ちを表してもいいわけで、上から「自粛を遠慮してください」を言われる筋合いはないと思いますよ。

 

きっと、

安藤優子さんは家のブレーカーを落として電気のない生活を共有しているのかと思います。

好きなだけ自粛してください。

市長の真意を読み取ることのできないことにもガッカリしますが、

 

ぜひそうして頑張ってください。

 

 

 

あと、追記します。

普段は、傍若無人な千葉の運転マナーですが

信号の停電で怖い思いは全くありませんでした。

目で合図しながらほぼ規則的に3台ごとに交差してバスは優先してって感じで

譲り合いしてて感動しました。

日本ってすごいなぁ~

日本人でよかったぁ~と思った瞬間でした。

 

最後に

千葉県の一日も早い復興(農業、畜産などが壊滅的で廃業を決めた知り合いの方もいます。)を心から願いお祈りしています。