#11D▶︎K▶︎R▶︎a.k.a.松田翔介TALK+LIVE◁Complete▷12月15日

【松田翔介トーク＆ライブ◁Complete▷】#11《Visions of Boys》

2016年12月15日　@高田馬場四谷天窓.comfort

今年11月にデビュー30周年を迎える松岡英明の全アルバムを《DKR a.k.a.松田翔介》が一年かけてコンプリート！！

いよいよコンプリートライブも最終回！
最終回は松岡英明のデビューアルバム《Visions of Boys》をコンプリート！！
12月15日、松田翔介ガ君ノ頭脳ヲ支配スル…

高田馬場四谷天窓.comfortさんは雰囲気もよく、音もバツグンに良い。

コンプリートライブFainalにふさわしい会場。

さて開場すると、ステージはクリスマス仕様となっており、気分を上げてくれる。

そして、開演間近になると立ち見もいるほどだった。

突然、Visions of BoysのオーケストラVer.が会場に鳴り響く。

音が幾重にも重なっており、重厚感のあるVisions of Boys。こういうアレンジも好きだな。

そして、ステージに、福田智樹（Gt）　石坂翔太（Pf＆Key）　笠原佑介（Ba）　そして、最後に松岡英明（Vo）が登場する。

DKRではお馴染みとなった“Please Burn Up, Love Passion”　お勉強会でも言っていたが、笠原佑介のプロデビュー曲という事で、きっと感慨深いものがあったんだと思う。ベースの音が鳴り響く。そして、福田智樹のお馴染みの挨拶があり、“あたらしいシンパシー” “青に消えたSlient Night” “羊飼いたちのサイエンス” “Angel, go to sleep”と続く。

個人的に、“あたらしいシンパシー”では、「きみの未来を他人に語らせるな」のギターフレーズが好み。そして、間奏部分では、1年共にやってきたともいえるベース笠原佑介とキーボード石坂翔太のコンビプレイが私の心を躍らせた。

“青に消えたSlient Night”では、福田智樹が冷静にギターをプレイし、笠原佑介は、松井常松さんのように仁王立ちでベースを弾く。石坂翔太はキーボードとピアノを駆使し、松岡英明の音を見事に表現する。

“羊飼いたちのサイエンス”は、ギターはアコースティックギターなのかとおもいきや、エレキベースでプレイするんだ、と驚いた。

“Angel, go to sleep” 戻ってきたエレキギターの高音がキレイで松岡英明のファルセットと融合する。

どこからか突然、「松田翔介コンプリートライブへようこそ。本当に最後ですね・・・・」と聞こえるが、誰もマイクを持っていない。ふと見ると、後ろ姿の翔太くんがMCをしているよう。

すごいしんみりとしたMCになった為、佑介くんが思わず「お通夜みたいだけど（笑）」とつっこむ。でもやはり、佑介くんも智樹くんもそして、松岡さんも名残惜しいそうにコンプリートライブ　ファイナルのファイナルについて話す。そして、松田翔介としての自己紹介を。「松田翔介の松（マツ）こと、松岡英明です。松田翔介の・・・・」と智樹くんが言うと、松岡さんが「智樹はDKRでもダーだから、間違えないよね。」っていうもんだから、「松田翔介の田（ダー）です。」だけで自己紹介を終わらせる。すると、松岡さんが「福田智樹です。は言わないの？」という質問に、智樹くん「皆さん、知ってくれていますもん。」と言って、「ね。」っていう感じで会場を見渡す。うんうんって私はうなずいちゃったww。「でもさー」というメンバーからのブーイングに再度、自己紹介をする智樹くん。「松田翔介の翔（ショウ）担当の石坂翔太です。松田翔介ののんべえ担当、介（スケ）こと、笠原佑介です。」これで松田翔介の自己紹介も聞けなくなるのかな・・・。と思うと寂しくなった。そして、夜の部だけ、笠原佑介オリジナルのカクテルが登場。

そして、どのくらい、ライブを開催したか、の話になる。

翔太くん：11枚のアルバムを昼夜2公演だから、それだけで22回。しかも2014年のコンプリライブにも参加させてもらっているから、それも22回。そして東名阪ツアーもやって・・・・・いっぱいだな。

つかさず、佑介くんが「そこまで計算したら、最後まで何回ライブやったか計算しようよ」って。確かにねww

そして、翔太くんがツイッターで呟いていた「幸先の良いお話し」を。私が翔太くんの立場だったら、冷静でいられないかも。っていうくらいの話でした。そして、翔太くんが“we wish you a merry christmas”を弾いてくれて、一気にクリスマス気分に。

そして、智樹くん自身が「すっごい恥ずかしい」って真っ赤になって言ってしまうくらいの事がありましたが、サイン会の時にご本人より、「これだけは・・・・。」っておっしゃっていたので、会場にいた方だけの爆笑思い出とさせていただきます。

さて、2部に入り、“Dance with abandon” “Virtue & Vice” “歳月きみを待つ”と続ける。

お勉強会でも、佑介くんや智樹くんが「この曲のベース、ギターを聴いて欲しい」と言っていた曲もあったので、存分に楽しませてもらいました。

佑介くんの「ありがとうございます」という挨拶から始まる2部のMC。ここで、佑介くんから「松田翔介として、ステージ上で円陣を組みたい。お客さんとも一緒に円陣を組んで、これからプレイする気持ちを一緒に共有したい」という提案により、ステージ上で円陣を組む松田翔介。

佑介くん：1年間やってきて、LIVEが終わった直後に感想をSNSで読めるのがすごく嬉しい。翔太くんが入ると違うね。っていうコメントがあったりすると、嬉しくなります。この1年は音楽的にもコミュニケーションも皆さんと取らせていただきました。応援していただいた皆さんに想いを届けるプレイをしたいです。

佑介くんから発信する言葉ってすごく想いがあるし、それを聞いている松岡さん、翔太くん、智樹くんの表情が男らしい。音楽に対する愛がすごく見える。会場にいるお客さんの手はステージには届かないけど、気持ちはステージに届いているはず。

最後は、私達も円陣を組んでいるように「おう！」と一緒に掛け声をしました。

円陣を組んでから窓が曇り始めたんです。松田翔介、会場のお客さんの熱気です。

“夜空は星の宝箱” “Absence” “Visions of Boys” と続いた。曲によっては打ち込み+Key+Voという形もあったり、曲途中からベースが入るところでは、スポットライトがパッと佑介くんについたり、演出が素晴らしかった。

そして、Visions of Boysの始まりはいつものではなく、昼の部ではジャズっぽかったようで、夜の部では、ちょっと昭和っぽい感じの懐かしささえ覚えるイントロだった。

アンコール。

急に松岡さんが「I'm dreaming of a white Christmas」って歌いだし、その流れから、翔太くんがKissKissを弾く。すると佑介くんや智樹くんも加わって、“Kiss Kiss”が始まった。MCでの話しでは、「打ち合わせでしていないKiss Kiss」という事で、即興でプレイしてくれたそう。翔太くん曰く、「Kiss Kissのイントロを弾くと、松岡さんが僕の方をみてうなずいてくれた。」って。すごく素敵だった。コンプリートライブをするきっかけは、とあるファンから「LIVEで聴いた事のない曲があるからプレイして欲しい」とのリクエストがきっかけだった、とか。「なんでみんなコンプリートライブをしないか知ってる？」という松岡さんの問いにメンバーは全員首を横に振る。「理由は・・・・大変だからだよww」って。アルバム1枚をコンプリートしていく時にそれぞれのアルバムに思いがあるから、それを思い出しながら歌えるのがいいよね。と。

翔太くんからの提案で、「コンプリートライブファイナルのファイナルだから、写メタイムしませんか？思い出作りに」という言葉で、バンマスのGOサインが出て、写メタイムが始まる。

まずは、チェキで松田翔介4人で撮影。そのチェキ撮影を風景を写メる。

松田翔介のチェキタイムが終わると、おもむろに楽器を構える。

すると、佑介くん、智樹くん、翔太くんの3人で“以心伝心”を演奏する。そして、松岡さんも加わって“以心伝心”が始まる。

ステージ上では名残惜しそうな松田翔介。すると、BGMに“Because We Love You”が流れる。ステージでは、松田翔介が並ぶ。そして松岡さんのMC。

「コンプリートライブは今回で3回目。回を重ねる毎に、楽しさや重みを感じます。コンプリライブをまた見たいって思ってくれるような活動をしたいと思っています。DKRや松田翔介も1年以上続けています。コンプリートライブファイナル。ステージでは、音で挨拶をし、語り合い、お客さんも音で会話が出来ればな、と思っています。本当に今日はありがとうございました。」

と、松田翔介が手を繋いで、一斉にお辞儀をする。

すると、急にメンバーが楽器を持って“Because We Love You”を演奏した。

終わった・・・・・と思っていたLIVEのアンコールが急に始まる。

なんてずるい演出なの？

最後に松田翔介のメンバーを紹介する。みんな、名残惜しそうにステージからゆっくりと楽屋へ戻っていく。

もう、松田翔介にはいつも驚かされ、そして最後は泣かされる。

忘れられないLIVEになりました。