アノールは、グループホームのコウンを運営して、介助者に障害のある方を指導、管理するのではなく、利用者の決定や選択を尊重するサポートをお願いしています。
あくまで利用者目線のサービス提供が大切であることを、コウンの活動を通してアノールが伝えています。
利用者の身体が不自由であることを考慮して、職員が的確にサポートするのは、気を遣うので大変かもしれません。
それでも利用者の力になろうとする職員のサポートで、利用者にご満足していただくことが、仕事へのやりがいとなります。
コウンは主に身体に障害のある方が、アパートで一人暮らしに近い生活を送れるように設立されました。
重度な障害があるのが理由で、不動産屋で賃貸契約を断られた方も、重度障害者でも入居可能なコウンなら、何も心配することはありません。
重度の障害があって常時介助の必要な方には、職員が付き添いますので、重度障害者でも一人暮らしに向けたサポートを受けられます。
バリアフリー仕様のグルームホームなので、車椅子の方も生活上、不便を強いられることはございません。
アパートの一室で生活するため、誰かと同室にはならず、プライバシーが確保された一人暮らしをしていただけます。
幾ら職員や家族の手助けが必要でも、過剰に干渉されては、利用者のストレスが溜まりますし、適度に一人になれる生活を、身体障害者が欲しても不思議ではありません。
身体に重度の障害を負い、一人暮らしは絶対無理だと悟り、自立への道を閉ざした方が、どれ程いらっしゃるでしょうか？
コウンは、重度障害者でも受け入れる障害者のグループホームなので、重度の障害を抱えた方でも、一人暮らしに必要なトレーニングを受けられます。
一人暮らしをしている障害者が、手取り足取り一人暮らしの方法を教えますので、重度障害者が指導を受けているうちに、自分でも一人暮らしができることにお気付きになるでしょう。
コウンの自立生活プログラムで、自立生活とはこういうものなのかと分かってきて、一人暮らしへの期待感が高まってきます。
自立するための知識を自立生活プログラムで学び、身体障害者が一人でも生活できるように導くことが、コウンを設立したアノールの大きな目標です。
身体障害者にも健常者と同じように、一人暮らしできる喜びを味わわせようとすることは、人に夢を与えるビジネスを展開する方の強い志であり、幸せを提供する立場としての喜びです。
何人もの利用者の面倒を職員一人で見るのは大変で、仕事量の多さで職員の疲労が溜まり、作業パフォーマンスの低下を招くばかりか、サービスの質低下も懸念されます。
コウンでは、1人の利用者の方に1人のスタッフが付き、一対一のコミュニケーションを取ることで、利用者のご希望にできるだけ多く応えられるようにしています。
手厚いサービスとは、利用者一人にしっかり付き添える体制強化も不可欠です。