捻挫や打撲、肉離れ――ラグビーなど激しくぶつかり合う競技や柔道、レスリングといった格闘技では、スポーツ外傷を未然に防ぐことは難しい。選手や指導者にとっては悩みの種だが、「気圧」と「酸素」と「時間」を適切に制御し、早期回復につなげる治療法が注目されている。
■酸素吸って60分「痛みグッと減った」
潜水艦のような装置の中で、くつろいで座っているだけだった。東芝ラグビー部の浅原拓真が右ひざを負傷したのは6日前。タックルを受けたときにひねり、痛みがひどくなった翌朝から東芝病院(東京都品川区)に通院を始めた。(歯科診療ユニット)