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対象は、RA患者の1親等血縁者でRAと診断されていない健常者で、2010~11年に登録された366人(女性73%、白人93%、平均年齢41歳)。

 ベースライン時に歯の本数、喫煙、体重、身長などを測定し、年に1回、RAの兆候について評価を行い、疼痛関節・腫脹関節数(TJC28/SJC28)、RF、ACPA、朝のこわばりなどを確認した。

 ベースライン時の歯の本数は平均28本だった。内訳は、20本以下群6%、21~27本群20%、28~31本群46%、32本群28%。

 各群について、関節腫脹の発症リスク(年齢、性別、喫煙、BMI、エピソードで補正後のオッズ比)を調べたところ、歯の損失がない32本群を1とした場合に、各オッズ比は、20本以下群で8.1、21~27本群で4.1、28~31本群で3.6、となった。歯の損失が0の患者に比べて、最も損失の大きい群(20本以下)のオッズ比は8.1(95%信頼区間[CI]:1.1-60)で、朝のこわばりについてみてもオッズ比は5.3(95%CI:1.1-26)となった。(歯科ハンドピース)

 また関節腫脹が1以上の人は、関節腫脹が0の人に比べて、有意に歯の平均本数が少なかった(26本 対 29本、P<0.004)。

 Finckh氏は、「本研究から、RAハイリスク群における関節腫脹の発症リスクを、歯の本数で予測できることが示された。歯周病とRAの関連はまだ明らかになっていないが、歯周病による慢性的な炎症は、将来的に関節腫脹につながることを示唆しているのかもしれない」とまとめた。(光重合器