治療については、日々の歯ブラシをきちんとしていだだくということは、大前提です。
CIST(累積的防御療法)のプロトコルが推奨されています。
CIST(Cumulative Interceptive Supportive Therapy:累積的防御療法)

Lang NP, et al.: consensus statements and recommend clinical procedures regarding implants survival and complications. Int Oral Maxillofac Implants 19 Suppl, 150-154, 2004.より改変引用
1)ポケットの深さが3mm以下、汚れなし、出血なし。
治療の必要はありませんが定期検査は受けなければなりません。
2)ポケットの深さ3mm以下、汚れあり、出血あり。
A; 機械的なクリニーニングと研磨
PMTC(professional Mechanical Tooth Cleaning )と呼ばれる専門家によるクリーニングが必要になり、ポケットの中の汚れを取り除きます。
3)ポケットの深さ4~5mm
A+B; Aに加えて、消毒剤による洗浄・ポケット内部の洗浄および、 クロールヘキシジン溶液による洗口が3~4週間必要になります(エアータービン)。
4)ポケットの深さ5mm超過、骨吸収なし、出血あり。
3)と同様にA+Bの治療を行います。
5)ポケットの深さ5mm超過、骨吸収2mm以下、出血あり
この状態になると、治療は 非常に難しくなってきます。
A+B+C; AとBに加えて、全身的もしくは局所的、ポケット内部に抗生剤を約10日間使用します。
6)ポケットの深さ5mm超過、骨吸収2mm超過、出血あり
A+B+C+D; AとBとCに加えて、外科処置を行います。
状態によっては、インプラントの撤去も必要になります。 外科処置には、状態によって 切除的外科や 骨再生療法を行います(エンド用コントラアングル)。