先日ずっと気になってたironcobraのツインペダルを試奏してきました!!
僕はドラムを始めた時に初めて買ったツインペダルがironcobraだったのですが当時僕がこのペダルに対しての印象が『踏んだ感触は重いが踏みごたえがあり動きが割とスムーズなのかも』といった感じでした。(まだロゴが浮き出てた頃だからそれなりに昔の話)あれからどれくらい進化してるのか、、、ではレビューに入ります!!
・このペダルの特徴の一つである重いタッチが昔に比べてどうなったのか
最初に補足になりますが重いタッチと言われてもピンとこない方はDW5000のような感触と似てると想像していただけるとわかるかと思います。そして今回新しく開発されたこのironcobraは、、、
『踏みごたえは昔のままに動きがもっとスムーズになっており音量もかなりでる』
重いタッチは確かに昔の名残を残しておりまさにこれぞironcobraといった感じ。なのに動きがロゴが浮き出てた頃とスムーズさがあまりにも比べ物にならないくらいスムーズになりました。何の調整もなしに自分が思った通りのタイミングでバスドラムを鳴らすことができるのはかなり驚きました。しかも音量も十分出る
この音量が十分出るというのはとても重要で軽いペダルだとどうしてもペダル自体の質量が軽いため音量が稼げないという事態になってしまうことがよくあります。高速でツインを踏みたくて動きが比較的スムーズな軽いペダルを買ったものの音まで軽くなってしまい迫力にかけるなんてこともよくある話なのですがこのペダルならその心配はないでしょう。
・過去最小!?新ビーターについて

『これなんの素材やねん!?』
と思っていたのですが、踏んでみたら素材の正体はフェルトでした(笑)しかしこのフェルトは他のフェルトビーターのくらべて音が固いなという印象を受けました。まさにロックで活躍するような音だなといった感じです。ですがアタックがはっきりでるためダイナミクスがめちゃくちゃつけやすいのは個人的に高評価です。
しかもバスドラムのヘッドに吸い付くような感触といいますかこれがまた気持ちいい。まさに踏みごたえが良いという点においてこのビーターがironcobraの特徴を大きく支えているともいえるでしょう。しかしなぜこんなに小さいビーターなのに音量が稼げるのかがとても不思議ですね。ビーターだけ買ってしまうのも十分ありだと思います。
・新型のspeedcobraと比べてどうなの?
あくまで個人の独断と偏見になります。ですが両方試奏した経験はあるためご了承を
僕はironcobraをオススメしたいですね。speedcobraは僕にはペダルとしては質量が軽すぎまして踏んでる心地があまりせず音量もでないので買ってそのまま使おうという気にはなれませんでした。
ならビーターを重い大きなものにして使ってみたらどうだ!?とも思ったのですがそうすると対応できるジャンルがかなり狭くなってしまうのが悲しくなってしまう。
僕が昔からironcobraを使っていたためか僕の中でペダルを選ぶ基準がironcobraになってしまっているのかもしれません。ですがこれだけは言っておきたいのが『ironcobraとspeedcobraは同じcobraでも全くの別物』ということですそもそも比較の対象にしてはいけないということです
ironcobraを買おうと検討しているのならDW5000と、speedcobraを買おうとしているのならPearl eliminator IIと比較して購入を検討したほうが良いのかもしれません。
