深夜ラジオリスナーの日常と青春と

(あらすじ冒頭)

 大学を休学し、実家を離れコンビニでアルバイトをしている富山。コンビニには「歌い手」、インターネットで活動するミュージシャンの鹿沢(かざわ)と同じシフトで働いていた。

 そのコンビニに風変わりな女子高生客が現れるが、富山の目を奪ったのは女子高生の鞄についていたバッジ。そのバッジは富山が聴いているラジオ「アルコアンドピースのオールナイトニッポン」のノベルティグッズで、面白いメールを書いた人だけに贈られるもの。そう女子高生はいわゆるハガキ職人。しかも有名ハガキ職人だった。

 

コンビニと深夜ラジオと

 コンビニでアルバイトをしている大学生ごく平凡に見える富山にはある秘密があった。富山もラジオに投稿をして、頻繁にお便りが読まれる「ハガキ職人」だった。しかも休学前はかなりの有名ハガキ職人。この深夜ラジオの世界独特の人物像、平凡に暮らす人がある特定の場所でスターになっているのが面白いストーリーです。

 一度でもラジオを聴いたことのある方にはおすすめしたいし、メールやハガキをラジオに送り、読まれなくて悔しい思いをしている方。何度も読まれたことのある方。ラジオが好きな方は絶対にハマる一冊です。

 

深夜ラジオが実名で出て来るところが熱い!

 本作のメインは「アルコ&ピースのオールナイトニッポン」が主軸になっていますが、その他にも「伊集院光 深夜の馬鹿力」「爆笑問題カーボーイ」「有吉弘行のサンデーナイトドリーマー」などラジオが好きな方には心躍る単語が並びます。

 そして、メールが読まれたり、読まれなかったり、実況ツイート、あの職人には負けたくない。そして、大好きな番組の改編時期の心のざわめき等ラジオ好きには共感できる内容ばかりです。本作を読むと深夜ラジオを聴きたくなるし、メールを送りたくなります。

 

オススメの方

1.ラジオが好きな方。

2.ハガキ職人の方。

3.静かな青春ストーリーをお探しの方。

 

このブログを読んで「参考になった」「良かった」を思った方だけでかまいませんので「いいね」ボタンを押して応援いただければ幸いです。

 

amazonからご購入は下の画像をクリックして頂くと便利です↓