借金苦から宝くじ三億円当選!

(あらすじ冒頭)

 図書館司書の一男は弟の借金三千万円を肩代わりして、夜はパン工場で働きながら返済に追われていた。そんなある日、一男が宝くじ三億円を当てた。巨額のお金を前に、不安にかられた一男は、学生時代の親友で、資産家の九十九(つくも)に相談に行った。

 九十九は三億円から札束を取り出し、パーティーを開催し、一男もその世界に浸る。華やかなパーティーが明けて目覚めた一男。すると三億円と親友九十九は消えていた。

 

お金とは何か?お金は幸せか?

 一男は九十九を探す旅路の中で九十九に近い3人の資産家に出会います。私がとっくに胸に刺さったのは十和子。恋愛とお金、結婚とお金。男性の資産や収入を気にする女性は多い。「気にせざるを得ない」と十和子は表現しています。結婚は男性と結婚するのか?お金と結婚するのか?本当に人の心は純粋にお金と切り離すことができるのか、自分の中での答えを探し始める切っ掛けになると思います。

 一男はお金とは何かという答えに少しずつ近づいていくなかで読者である私達にもお金とは何かという自分なりの答えが見えてくると思います。

 

落語「死神」と「芝浜」

 今回、私がこの本を通じて別のものとの出会いもありました。それは落語。今まで聴いたこともなかったしそれほど興味は無かったのですが、作中に出てくる「芝浜」のストーリーを初めて本作で知りました。併せて「死神」の概略も。こんなに面白いものがあるんだと早速、Youtubeで「芝浜」の動画を探してしまいました。今作で「お金とは何か」という思考と「落語」に出会いました。

 

全体通しての文章は読みやすく舞台設定も現代でイメージしやすいので是非普段読書から離れている人にもおすすめしたい、たくさんの人に読んでもらいたい作品でした。

 

オススメの方

1.お金が好きな方。

2.ひたすらお金持ちになりたいと思っている方。

3.子供を持つサラリーマンの方。

 

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