「柔道」の見方が変わる一冊

 柔道と言えば美しい投げ技。柔道のオリンピック中継でも投げ技の一本勝ちが美徳とされていました。私はそこだけの部分でしか柔道を知らなかったのですが本書を読む事でそれが「講道館の柔道」だということを知りました。戦前の柔道は寝技も重要な技術として捉えられていたし、「当て身」という打撃技も存在してたという事。これは総合格闘技が好きな私にとって衝撃的な事実でした。オリンピックを見て、立った状態で投げることに特化した競技だと思っていましたが、柔道は本来、より実践的な格闘技、ほぼ総合格闘技だったことを本書で知りました。

 

格闘技界の大河ドラマ

 木村政彦と師匠の牛島辰熊。そして木村政彦と弟子の岩釣兼生。牛島、木村、岩釣へと受け継がれて行く飽くなき探究心と妥協を許さない鍛錬、そして強靭な精神。この三代に渡る柔道の歴史や、木村政彦と関わりを持っていく歴史的著名格闘家。プロレスラー力道山。空手家大山倍達。グレーシー柔術エリオ・グレーシー。合気道汐田剛三。この本で大河ドラマが制作できてしまうほどの壮大なノンフィクションです。格闘技が好きな方は絶対に読まなくてはならない一冊。

 

メモ 大宅壮一ノンフィクション賞

   新潮ドキュメント賞

 

オススメの方

1.総合格闘技が好きな方。

2.柔道が好きな方。

3.柔道、プロレス、総合格闘技の歴史を学びたい方。

 

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