たとえ
あなたがあの子を
好きでもいい


僕は精一杯協力するからね



なんでもできるよ


僕はただあなたを
守れればいいから







二人きりの部屋
二人きりの公園

この時間が永遠なら
いいのにな

なんて思ったりした




雨の中
傘をさす
あなたの後ろ姿をみて



殺せば永遠に僕のものに
なるのかな

なんて思った




そんなことは
できないけどね










何を言われても
いいの


どんなに
罵られてもいいの





僕はあなたの
近くにいれれば
それでいいの












あなたの傍にいられるなら
それでいいかな
なんて思ってる。



あなたが僕をみて
笑顔になってくれるなら
そんな存在でもいいかなって


僕があなたの力に
少しでもなれてるなら
それでいいかなって






もし
あなたが僕のことで
悩んでいるなら
怒っているなら


僕はどうしたらいいのかな?



あなたの前から
離れればいい?

あなたの前から
消えればいい?


それとも


死んだらいいのかな?





あなたがそれを望むなら


多分僕は出来ると思うよ?





あなたのために
死ねると思う。






馬鹿だと
罵られるかもしれない


命を粗末にするなと
怒られるかもしれない


もっと自分を大切に思えと
言われるかもしれない




でも僕には
二つのことを同時には
できないから



目の前にある
自分より価値のある者しか
考えられないから











僕は初めて
あなたのような人を
守りたいと思った。



僕より遥かに
身長が高いあなたを

僕より遥かに
頭の回転が速いあなたを

僕より遥かに
人気者のあなたを

女より遥かに
可愛いあなたを




全部が僕と正反対だけど


そんなあなたを
僕は守りたいと思った。





あなたが
苦しくて悲しくてつらくて
泣きたい時
泣いてる時には
僕も一緒になって泣くから

僕の小さい手でよかったら
あなたの頭を優しく撫でるから



あなたが
楽しくて嬉しくて
笑いたくなるように
僕は頑張るから

毎日を楽しいと思わせるから







あなたにとって
一番大切な人に
なれなくてもいいから


ただ心のどこかで必要として
くれるだけでいいから






あなたを守らせてください。








なんであいつが?


なんであいつに
負けなきゃいけない?



あんなのに





なんでよ



嫌だ嫌だ嫌だ





おかしい


間違ってる









なんでよ



なんで追い越されなきゃ
いけないんだよ…









いくら頑張ったって
追いつけないのかよ





僕の方が
頑張ってるはずなのに



あんな奴より
ずっとずっと
頑張ってるはずなのに







どうせみんな
僕のこと見下してるんでしょ?











みんなみんな
大嫌いだ




みんなみんな
いなくなっちゃえばいい




みんなみんな
消えちゃえばいいのに