昨年は、３にゃんずだった猫さんが、昨夜は10にゃんず以上増えていました。

妹の確信犯のためか、出産後に避妊手術を終えてこれ以上の猫さん屋敷となることはありませんが

朝目覚めて、目と目が合ったキジトラの子猫は、いつも生まれ変わりを願っているウッチー(ナンチューの兄弟猫・生まれてすぐ虹の橋を渡った私の初めての家猫さん)に生き写しです。

実家に帰っても、気がかりなのは、残して帰った外猫さんたちのこと

それぞれに、横の連絡のつくサポーターの方、交流を望まれない方々と、様々ですが

こうやって、猫さんたちを残して帰省してみると、外でギリギリの日々を生きている外猫さんたちにとっては、たとええ

子猫たち来襲です（≧∇≦）

確かに、「餌やりさん」の存在は、自己満足で、TNR活動に正に命を削って日々を生きていらっしゃる最前線の皆様にとっては、せっかくの活動の妨げになることは否定出来ません。

それでも、矛盾だらけかもしれませんが、一日一生の外猫さんたちにとっては、餌やりさんたちのその日の給仕がこの世での最後の食事となることも数多く見て来ました。

馴染みの猫さんはもちろんのこと、行きずりの猫さんでも、通勤路で横たわる姿を素通りすることは出来なくなった未熟者

最期の姿を見ながら、この世での一瞬でも楽しい時間が合ったら良かったねリラックスして人に心を許せる時があったら良かったねと身体を撫でながら

時に内臓まで飛び出し、肋骨まであらわになり、原形すらとどめず性別もわからない生きた証をかき集めて安置して埋葬しました。

昨日は、本葬の間、浄土真宗本願寺派である菩提寺のお坊さまの読経を聴きながら、いにしえの親鸞上人から積み重ねられた言葉の意味を探りつつ、穏やかな父の旅立ちを祈りました。

先のブログで心配し続けていた、茶トラのチャコちゃんの子どもたちは、無事だったことが確認出来て安堵しました。

さらに、中国地方の豪雨被害で、たくさんの尊い命を失い、生活基盤の住宅被害もあったことを悼みながらも

まさか自分の父が、母の一周忌も待たずに旅立つとは思いもよりませんでした。

火葬場の職員の方に、昨年母が２号炉で荼毘に付して頂いたので、もし御迷惑でなければ同じ炉にして頂けないだろうかと、厚かましくお願いしてみました。

職員の方の話では、２号炉は火力設定が弱い女性専用炉で、体格の良い男性だとお骨になるまでの時間が長時間になってしまいますと、申し訳なさそうに説明して下さいました。

結局、５号炉となって残された兄妹ふたりで点火のボタンを押しました。

お骨になるまでの時間、早逝した従兄の妹の従姉妹と話しながら、堺雅人さんを初めて見たとき似てるなぁと思った話をしたら、本当ねと頷いていました。

若くして成功して会社を起こして、接待ゴルフの会員権も十分に楽しむことなく在日の方との子どもたちを残して逝きました。

子どもたちのうち妹がアメリカ留学したとか聴きましたが、もう17回忌になると知って、時の流れの早さに驚き、年の離れた従兄を改めて懐かしく思いました。

帰郷 ２

帰郷２