皆様おはようございます。

書斎住まいながら、家猫生活のストレスが少なく済むように、各部屋間の移動を可能にしている未熟者

またまた夜中に私の部屋に来て鼻先を毛でナデナデして起こしてくれました（≧∇≦）

昨夜は、長野五輪のジャンプ団体戦の隠された(とは言っても、私もブログのお仲間も御存知かもしれません)エピソードをテレビのアンビリバボーで放送していました。

あの日、一回目の競技終了とともに、だんだん激しさを増した雪の中、一回目の成績で順位確定すれば好都合な国々の思惑の中

引き続き、二回目の競技へ続行するために、２５のテストジャンパーが1人もミスすることなく、飛び着地して、一回目では４位に沈んだ地元日本の復活の序曲を演じた

しかも、団体戦からはずれた(個人戦もだったか)ワールドクラスの西方仁也さんには、一回目の飛距離に遜色ないパフォーマンスが要求されていた

そんな条件下で、25人全員が魂のジャンプで、その後の、あの感動のフィナーレへとバトンパスしてくれた

リレハンメル五輪団体戦で、自らの失速ジャンプで団体戦の金メダルを逃した負い目から、オリンピックの借りはオリンピックでしか返せない、そんな思いと、リレハンメルでの同僚の西方さんのアンダーウェアと葛西さんのグローブを身につけた原田選手は、二回目では、起死回生の大ジャンプ！

「俺じゃない、みんなで取った金メダルだより～」

あの日の言葉の深い意味をあらためて思い出しジーンとしました。

ジャンプ台から飛び立って、最後の最後まで一途に飛距離を延ばした姿

私のブログの姉君、華繭蘭美さんの御宅の愛犬繭太さんの姿に重なって見えました。

去る1月16日の未明、愛犬繭太さんは、御一家のもとから旅立ちました。余命宣告されてから一年間、愛する御家族のもとで最期の時まで、埼玉生まれの薩摩隼人の心意気で14歳11ヶ月の尊い命を全うしました。

最期は、日頃の甘えん坊な一面から旅支度を整えた男子らしく、看病疲れの母親の華繭蘭美さんを起こさないように、そっとそっと虹の橋を渡って、姉さんの華子さんのもとへ向かいました。

未熟者の私も、ブログのお仲間の末席から、いつも勇気をもらって頑張って来れた一年間でした。

2kgちょっとの小さな身体で、そこいらのアホな政治家なんかよりずっとズーット、生きる勇気をくれました。

繭太さんに似たワンちゃんが、お散歩する姿を見ては、また、少しでも元気回復してお散歩してくれる姿を願っていました。

繭太さんを知ってからは、お散歩するワンちゃんと一緒に散歩する御家族との間のリード以上に、それぞれの間には心のリードで結び合っているのだなぁ～と思えるようになった未熟者です。

最近、やっと手に入れたDVD
レイモンド・チャンドラーの原作を映画化した作品ですが、原作とはかなり違ったストーリーで、これは監督のロバート・アルトマンが脚本家のリー・ブラケット女史(スターウォーズ帝国の逆襲も)のストーリーに乗った結果のようですが、映画に触発された松田優作さんの探偵物語にも影響していることから、映画は映画としてそれなりの魅力を持っているのでしょう。浅野忠信さん主演で近くリメイクされるようでもあります。

忘れられないのは、冒頭のシーンで、主人公のフィリップ・マーロウが、愛猫の茶トラさんに起こされて、猫缶を買いにスーパーに行って

猫さん御用達の猫缶が売り切れで、他の銘柄を仕方なく買って帰って、いつもの猫缶の空缶に詰め替えて給仕したら肩すかしを食った

エリオット・グールドと劇中の猫さんとの間にも、信頼関係が出来ていたのでしょう

夜中にブツブツ不平を言いながら、スーパーに出かけるシーンだけで、愛猫家の観客は魅了されてしまいそうですね！

原作では、「さよならを言うのは、わずかの間死ぬことだ」との台詞があって、それが題名にも反映しているのかもしれません。

私たちも愛する家族との間で、しばしの別れを耐えなければなりません。長いお別れになるかもしれません。

それでも、いつかまた再会出来る日を夢見て、それぞれに生きて行くのですね。

いろいろ問題はあっても、中国語のさようなら、「再見」は、心にしみる言葉ですね。

THE LONG GOODBYE