6月に入って近畿は、未だに梅雨が来ないという不思議な季節になっています。
とはいえ、日本列島殆どがもうすでに梅雨に入っていますよね
この梅雨時期に気をつけたいのは。。。
「水毒」です!
水毒とは、東洋医学でいう水(血以外の体液、例えば、汗、リンパ、唾液、涙など)の代謝が悪くなり、体調が悪いと皮膚や関節内に溜まり、むくみの原因になったり、関節リウマチ、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの症状が悪くなる事です。
それは日本という土地にも関係していて、海に囲まれた島国の日本は、雨も多く湿気の多い土地なので、水分代謝が悪くなりがちな環境ともいえます。
なので梅雨時は、水の代謝を良くしてむくみ解消に働く食べ物を摂ります。
水毒症状にオススメの食材は、
玄米、小豆、ハトムギ、そば、海藻、きのこ類、ナス、アスパラガス、かぼちゃ、こんにゃく、バナナなどです。
水毒症状にオススメの薬膳は、
生姜、山査子、緑豆、薏苡仁、ハブ茶
逆に控えたい食材は、
脂肪が多い肉類(ベーコン、ソーセージ)、牛肉、マトン、いくらなどの魚卵、高脂肪食品、
炭酸飲料、氷水、もち米など
東洋医学では、「甘温助湿」といい、甘味で温熱の食材は身体に湿気を溜めやすいので控えます。
そんな感じで、例えば
お味噌汁に、わかめやきのこ、ナス、かぼちゃを入れたり、アスパラベーコンではなくアスパラと豚肉の炒め物にする、ハトムギ茶や、ハブ茶を常温で飲むなど少し工夫してみると、だるい梅雨も乗り切れそうですね