今日、ふと思い立って前々から頭にあった高校時代に解らなくなった生物を初めとする殆ど全ての科目を独学で勉強しようとまず、山川出版社の世界史と日本史の教科書を取り寄せることにした。暫く午前中は歴史の勉強をし、午後は漱石を読み、夜は聖書を読むことにする。私は理数系が不得手で生物で一年生の時初めて赤点を取った。五十の手習いである。一通りやり終わったら放送大学で勉強しようと思う。生活保護でも何とか学費は支払えると思う。放送大学はとにかく安い。
漱石を読む時間は徐々に短くし、歴史以外の科目も勉強することにする。午前中いっぱいは寝て過ごしてしまうのは、目的が無いからだと思う。放送大学はインターネットで受講する。テレビでの受講は衛星放送のアンテナがうちのアパートには付けられないので無理だ。教科書も決して安くはない。その上に参考書を買っていたらお金がどんどんなくなる。
しかしその分一切贅沢をせず、遊びで金を使ったりしなければ何とか生活していける。世界史と日本史の教科書は明日届く。この上小説を書いていたら相当に忙しい。勿論障害者枠で働けるよう早く病気を治したい。働きながら放送大学で学ぶことは可能だと思う。後は自炊をしてお金を出来るだけ節約する。酒も飲まない。
生物、化学、地学、数学Ⅰ、数学A、数学Ⅱ数学Ⅲ、英語、現代国語、古文、漢文、公共、地理、全部を一時間ずつ時間を充てて土曜も日曜も休日もなく勉強し続ける。恐ろしく強固な意志が要る。だが、私はやれると信じたい。教科書代だけでも高いのに参考書、問題集なども買っていたら、もしトイレの床を張り替えることになった場合、二十万以上も一括で払えないかもしれない。高校生がやる勉強なのだから本来そんなに難しい訳がない。私はこうと決めたらとことんやる性格である。使える手段を使い尽くして勉強する。英語の勉強にはインターネットが役に立つ。金子書房の『英文法解説』も買って読む。夏も終わり、勉強を始めるにはいい季節だ。高校時代使っていた桐原書店の『高校新基礎英語』は在学中には理解が出来なかったのに二十歳で入院して二年間の入院期間中に独学で勉強し始めたら楽に理解できた。とにかく学校という所が私には向いていない。明日、午後に教科書が届く。早速勉強を始めるつもりだ。