青の時代

三島由紀夫

 

 


本棚に三島由紀夫がいたので、読んでみた。

(嫁さんにしちゃめずらしい作家だ。本人いわくタイトル買いかも、とのこと。)

 

 

 

ライブドアショック!って買いてあるから2006年ぐらいに買ったんだろうか?

 



 青の時代と聞くと、ピカソが出てくる。

 

 

三島由紀夫は「潮騒」を読んだような、読んでないような・・・。

 金閣寺も読んだような、読んでないような

 

 

 

これは若い頃よんだことがあったけど、なぁんにもおぼえてない。

 

過激なオビだな(笑

これ日本語?

 

 

市ヶ谷駐屯地で切腹した人だよね?ってイメージのみ

 

 

 

 

 

 

この本は昭和24年現役東大生が

「光クラブ」とかいうヤミ金をはじめ

 

 

 なんと「年利18%で資産運用する」といって資金を募り、その金をヨソに高利で貸す。



人は、金や株でなく信用を信じる。としバンバンメディアを使いまくって信用を勝ち取って、大成功するが、警察に摘発されて事業も急降下。

 

 

 

で本人は25歳で青酸カリのんで死ぬ。

という実際に起きた事件をベースにしている。

 

 

 

この犯人がかなりサイコパス的なやつだったらしくて題材にしようと思ったんだろうか。

 

 

 

三島由紀夫自身25歳でコレ書いてるのはすごいけど、まあ...あんま面白くはないな(笑

 

 

 今更昭和25年に書かれた作品にとやかく言うのは、もはやどうでもいいが

 

 

 

「資料の発酵を待たず.....構成は乱雑で、尻すぼまり....」と本人が後に言ってるそうなんで、まあそうなんだろう

 

 

 

最後のページの他人の解説にもあまり良く書かれていないのが、めずらしくておもしろい。

 

 


正直、実際の事件の方がおもしろいから、

吉村昭あたりが書いた方が面白かったかもしれない。



 

 初めて知ったが、

こうゆう、戦後すぐの若者の犯罪のことを

アプレ(ゲール)犯罪というらしい。



アプレとは




やはり、いつの時代も若者に

”線”を引く言葉を作る。のはおもしろい。



若者だろうがなんだろうが、犯罪するやつはするだろ。



もしかしたら、縄文時代から「今時の若者は。。」と言ってたのかと思うと、面白い。



 

 

全部読んでみて、


オビのとこなにがホリエモンっぽいのかよくわかんないけど、「広告なんて大体釣り」ってのがよくわかる見本のようなオビだ。





 

 

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