20世紀最高の知性のひとり

 
 
イギリス人、ノーベル文学賞受賞者。
 
 
 
ただようノーベル感。
 
 
幸福論(原題、幸福の獲得)
 
 
よみました。
 
58歳で書いたこれは
当時ベストセラーになったらしい。
 
 



ラッセル先生は、4歳の頃両親がなくなり
 
 
超スパルタ・キリシタンの婆ちゃんに育てられ
 ※あの平気でムチとかで引っ叩かれる謎の時代
 
 
徹底的に自己犠牲の美と
自己否定の道徳精神を叩き込まれ
 
幼少期すでに、
 
私はこれで爺さんまで生きられるのだろうかと
 
思っていたらしい(かわいそうに)
 

婆ちゃんからストイックな理想を押し付けられて、それに応えられない日々


 
そして思春期には、
ついに自殺願望が芽生えてしまう。
(だろうな)
 

 要するに人生に絶望していた。
 
 




しかし先生はついに出会う。
数理哲学とやらに
夢中になり数学オタクになった。


結果これが悟りにつながったと氏は語る
 

その後、学校を創立したり
戦争反対、核廃絶の平和活動デモやら
婦人解放運動で刑務所にぶちこまれたり
 墜落した飛行機から自力で泳いで助かったり
何回も結婚したり
 
97歳で大往生



あなた10代で死のうとしてましたよね?
 
 
そんな人の本
 
(どんな本だ



名著でした

途中何いってんのか、よくわかんなかったけど



 
なんか、面白かったのは

先生曰く、人はソーセージ機である。
 
外から得た素材がなければ

ソーセージを作ることはできない。


しかし自分の構造ばかり気にしてると

やがて錆つき、やる気もなくなり壊れる。
 
 自分を見つめ続けても、何も出てこない

 と、おっしゃっておられる。 

つまり、自分に関心を持つと不幸になる
とおっしゃっておられます
 
みんなソーセージ機だよね
 
 今日の一枚
 
 
 きみはソーセージだね