〜本棚の嫁の本
読んでみたシリーズ〜
 

 

月の扉

 

石持浅海
よみました。
 
 
かつて、こんな美しい
ミステリーが
あっただろうか...
 
 
 
 
(あるだろ)
 
 
 
 
 
ある日旅客機がハイジャックされる
 
 
犯人は3人
 
 
要求は、無実の罪で捕まったある人を
 
 
連れてきてほしい。
 
 
それぞれ赤ん坊を人質にとり
 
 
腕にくくりつけたワイヤーを
赤ん坊の首にもくくりつけている
 
 
 
時間は2時間。返事は1時間後
引き伸ばしを図った時点で
人質を殺す。
 
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
 
警察としては、なんとしても交渉の場を
つくろうとしていた。
 
 
人質を殺すと犯人にもデメリットがあるため
 
すぐには殺さないものと、経験から判断。
 
 
手続きに時間がかかるとして、
引き伸ばしをはかる、がーーーーーーーー
 
 
 
 
 
 
 
それは裏切られ。
 
 
すぐに一人の女性の死体が落とされた。
 
 
検視の結果、手首には、カッターの傷、
頭部には鈍器損傷
 
 
なぜカッターの傷が?
 
 
そして、殺されたのはハイジャック直後
 
 
すでに人質を殺しておいた?
 
 
他の乗客は?
 
 
一体飛行機の中は
なにがおきているのであろうか!!ごくり
 
 
 
本当はこの本
 
 
 
犯人目線の物語なんで
 
この始まりの印象は違うんですが
 
ちょこちょこ出てくる
管制塔(警察)目線から見ると
とても謎めいて楽しく感じた。
 
 
(読者はぜんぶわかってるやつだけど
 
 
 
 
ハイジャック中にトイレで女性が殺されたという、なんともやばそう(つまらなさそう)
な話だが、この作家さんの文書センスのおかげでおもしろくなっている。と思う。
 
 
犯人自体は
 
いや絶対!こいつやんって奴が最初からいて
 
笑ってしまうがオモシロかった
 
 
 
 
 
 
今日の一枚
 
 
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