$ザ・リターン・オブ・ザ・ガリノイズ・ミュージック

先日発売されたミュージック・マガジン4月号の178ページ、りあるインディ盤紹介で行川和彦さんによるガリノイズ『左翼バー』のディクス・レビューが載り、このような身に余る光栄な評をいただきました。
いやはや、なんともはや、めちゃめちゃ嬉しいんですけど。
ジョイ・ディヴィジョンに関しては1曲目の「凧上げ」のリフが「アトモスフィア」なので、これは比較的わかりやすいと思うんですが(私よりも喜んでるのは うなたまさんの方だと思う)←あ、もちろん私も好きですよ。念のため。
果たしてジョン・フォックスというのはどこから出て来たのか?
まさか私がジョン・フォックスを師と仰いでるのを行川さんが知ってたってことはないと思うんですよね。
んー。。。でも、どうかな。
まぁCDジャケを見ればわかる人にはわかると思うのですが、これはジョン先生の2ndソロ『ザ・ガーデン』へのオマージュなのです。
でも、ソロ初期ということは1stの『メタル・ビート』だと思うし、音的にはそっちの影響の方が出てるんじゃないかと。
リズム・マシンを使ってるということと、私の語りヴォーカル・スタイルが『メタル・ビート』っぽい雰囲気を出してたのかな?
シンセサイザーは使ってることは使ってるけど、演奏はギター中心だから、直江さんの短波ラジオのポルタメント感がそのあたりの感覚を誘発したということも考えられるな。
フォーク・タッチという言葉も出て来るから、そうなると『ザ・ガーデン』の「ヨーロッパ・アフター・ザ・レイン」も(実はこの曲こそが私がアコースティック・ギターを弾くきっかけになった重要な曲)ジョン先生のソロ初期という範疇に入ってるのかな?とか。
ま、こんな具合にいくらでも妄想できてしまうのですが、ジョン・フォックスという名前がディスク・レビューで引用されてたことが、とにかく嬉しいわけです。

音楽を演ってる人だったら心酔してる人というのは必ずいるはずですから。

中川さんや種口さんのこともきちんと記されてるのが嬉しいな。

ポスト・パンクというのは自分ではあまり言ってこなかったのですが、言い得て妙だな。
短波ラジオやダンサーのメンバーがいるし。

さて、次回のガリノイズのライヴは4月6日に吉祥寺FOURTH FLOORであるのですが、私1人で演るため佐藤信昭名義になるかもしれません。
よろしくお願いします。

ちなみにCD『左翼バー』はいろんなとこで買えますよ。
詳しくはこちらから。
http://artist.cdjournal.com/d/-/4112121780