ぶね」から逃げるネズミの如く、「おら、知らね」とでも無責任な体質を露わ
にしたか、明確な言質でもって「メルトダウン」を告げてくるとは・・・。
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東京電力福島第1原発の事故で、原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委
員長は16日、ほぼすべての燃料が溶解して圧力容器底部に落下する「メルト
ダウン」(全炉心溶融)は、東電が認めた1号機だけでなく、2、3号機でも
起こっているとの見解を示した。

班目氏は定例会後の会見で「高濃度の放射能汚染水が3月下旬にタービン建屋
地下で見つかった2号機は、その時点でメルトダウンだと認識した」と説明。
「事故の経緯を考えると、1、3号機でも同様な事が起こっていると想像して
いた」と述べ、1~3号機すべてでメルトダウンが起こったとの認識を明らか
にした。
1号機は、圧力容器の上部の温度が下部より高くなっており「燃料の全部が底
に落ちているわけではなく、少しは上の方にとどまっているだろう」とした。
経済産業省原子力安全・保安院はメルトダウンを「溶融した燃料が炉心下部に
落ちていく状態」と定義した上で、これまで1~3号機では起きていないと強
調していた。班目氏は「保安院は楽観的なイメージを持っていたと言わざるを
得ない」と指摘した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011051790015922.html

001 花山大吉 (2011/05/17(火) 09:55:58 ID:BGR0D4NEys)
文部科学省は16日、東京電力福島第一原子力発電所の周辺地域で、原発事故
の発生から今月11日までの2か月間に住民が被曝(ひばく)した放射線の推定
積算量をまとめた。
「計画的避難区域」に指定され、避難が始まったばかりの福島県飯舘村では、
原発から30キロを超える地域でも一部で20ミリ・シーベルトを超えた。
同区域指定の目安となる年間積算量の20ミリ・シーベルトを、2か月で既に
超えた形だ。
最も高い50ミリ・シーベルト以上の積算放射線量となったのは、20キロ圏
内の警戒区域にある同県双葉町と浪江町。
20~30キロ圏内でも、同町の一部で50ミリ・シーベルトを超えた。
(読売新聞より抜粋)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110516-OYT1T01066.htm?from=rss&ref=rssad
【追記】
政府は原発事故により、暫定値として年間積算量を20ミリ・シーベルトに引
き上げたが、一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度(ICRPの勧
告)は1ミリ・シーベルトだった線量管理された放射線技師(男)ですら年50
ミリ・シーベルト 5mSv未満と推定された胎内被曝者においては、1,068人中
9人(0.8%)に重度知的障害が診断された5mSv以上と推定された胎内被曝者に
おいては、476人中21人(4.4%)が重度の知的障害と診断された
官邸-計画的避難区域について
http://www.kantei.go.jp/saigai/faq/20110415_1.html
現時点ではお住まいの方々は安全です。
今の内に前もって避難していただく方が、より安全策としては万全であると判
断しました。

032 無し無しさん (2011/05/17(火) 08:01:38 ID:DTH4hcVJkc)
原子炉の圧力や温度などのコンピューターのデータや記録紙、作業員の聞き取り調査
などに基づいて推定した。
3月11日午後2時46分 --- 地震が発生して原子炉は自動停止
3月11日午後3時半頃 --- 津波が到達して電源が喪失
3月11日午後6時00頃 --- 燃料棒の露出が始まる
3月11日午後7時半頃 --- 燃料棒がすべて水から露出、燃料を包んでいる被覆管が
溶け始めた
3月11日午後7時50頃 --- 一部の燃料が圧力容器の下部に落下
3月11日午後9時00頃 --- 燃料の融点のセ氏2800度に達した
3月11日午後10時---保安院、2号機の「評価結果」を策定し、50分後に「炉心
露出」が起き、12日午前零時50分には「燃料溶融」に至るとの予測
3月12日午前1時前---格納容器内の圧力が異常上昇。
3月12日午前3時20分---「ベント(排出)」を行おうとしていた。 その評価結
果は11日の午後10時半には管首相に説明されていた
3月12日午前4時ごろ---1号機の中央制御室で高濃度のガンマ線、5時ごろには
ヨウ素も検出された。すなわち、避けなければならなかった「炉心損傷」が起
きてしまったのである。
3月12日午前6時30頃ー官首相ヘリで福島第一原発到着
3月12日午前6時50頃--- 大部分の燃料が溶けて圧力容器の底に落下
3月12日午前9時4分---ベント作業着手、しかし空気圧縮ボンベの不調で、実際
の排出は午後2時半
3月12日午前3時30頃ー福島第一原発1号炉 爆発
1分1秒を争う時に11時間も遅れ、炉心が損傷した後のまさにメルトダウンしてい
る時にそこにいて現場指揮管を怒鳴っていた官首相。
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信用ならない「政権与党」も、もう抗弁出来ずに詭弁な言い回しで、なんとか
この場だけを収めたいと思っていても、災いは「今後に起こる」のだが・・・。
もう擁護もここまでかの「マスコミ」の手のひら返しも始まって、隠避体質が
どんどん暴かれていく・・・。
にしても、脆弱な「核施設」に対する我が国政府と行政は「想定の範囲」にお
いても結果的になすすべがないを披露して、どの面下げて「国民の生活が第一」
とぬけぬけのたまったのか・・・。
で、あちらアメリカは日本の警告的映画「東京原発」よりは、もっともテロリス
トに狙われやすい施設の警告的映画を、あの911後に作っていた・・・。
それが「アメリカン・メルトダウン」という、もしテロリストに襲われたら・・
の危惧を国民に広く知って貰う意味合いを込めて・・・。

「メルトダウン」 〇四年未公開作
南カリフォルニアにある「原発」に、空から降りてくる「テロリスト」らしき
集団から始まり、警備体制の脆弱すぎる「核施設」への警告を最初に持ち込み、
あとは「心理劇」言い回しで、展開を進めていく・・・。
そのテンポは良く、緊迫した雰囲気を出すべくモノクロとカラーを赫々取り入
れてテロリスト対政府の構図をテレビニュースで、緊張感を漂わせ・・・。
何より「占拠」されたのが「原発」、その防備の脆弱性をあらわにして、危機
的状況が切迫してくる・・・。
物語の後半は、その「アラブ系テロリスト」が実は「アメリカの退役軍人」で
自軍の使用した「劣化ウラン弾」による被爆で「ガン」を発症と、そして「脆
弱」な核施設の有様をテレビを通じて「国民に知らしめる」ことにより、扱っ
ているものの危険性を、そして「テロ」に対する警備の厳格さ求める・・・。
と、完全なシュミレーションで国民に注意喚起と共に、テロの現実を再認識
させる「印象操作」と、ありていな設定へとなぞが解けていき、最終的に国民
への注意喚起に「犠牲を強いられる」退役軍人と捜査側の友情もと、テレビ的
展開に落ち着いて、多少の爆発シーンを加えてそれなりの脆弱な核施設への警
告と、劣化ウラン弾の出来上がる様は「放射性廃棄物」の再利用と、一応はそ
れらへの批判も込めて、ただ物語の平坦さは否めず、テケビ映画の限界を見て
いる思いがする。
ただ、今この時期にこれを見ると自然災害もしかりだが、意図的なテロにも日
本の原発も相当に脆弱さは否めず、その上事故後の対応に「人災」がたぶんに含
まれくるとなると、日本人に「原発」は重過ぎる「核施設」ということになり
そうである。
で、政権与党が「赤松口蹄疫事件」から何も学ばず、「他人のせい」で責任回
避に血道を上げるのだから、将来的補償も望み薄だろう・・・。
何より「原発被害者」でも、これからの日本を託すべき若者達が・・・。
「少年時代」 井上陽水
こういった曲が、懐かしさとともに今では「被爆してしまった少年・少女」に
対して無性に「哀しい」気持ちが湧いてくる・・・。
メルトダウン [DVD]/ブルース・グリーンウッド,アーノルド・ボスルー,レスリー・ホープ

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Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。