「なんとか還元水」とかの弁明で相当に叩かれ、それが元でマスコミの一斉攻
撃に耐えられず、自らの命を絶ってしまった大臣もいれば、今騒がれている
「真っ黒クロスケ」なのに、ふてぶててしくも「なんも知らない」とすらっト
ボケて、そしてそれを擁護する人々・・・。
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★鳩山首相「小沢幹事長は説明責任を果たした」「国民がどこまで理解するか
は当然、いろいろある」
・鳩山由紀夫首相は4日朝、資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治
資金規正法違反事件で告発されていた民主党の小沢一郎幹事長について「検察
の聴取も受け、かなり説明した。記者会見も何度も行った。本人としては説明
責任を果たしている。
ただ、国民がどこまで理解するかは当然、いろいろある」と述べ、説明責任は
果たしたとの認識を示した。首相公邸前で記者団に答えた。
さらに、首相は「これからも必要が生じれば、説明されるんじゃないか」との
見通しを示した上で、「基本的には本人の問題だから本人からの説明が基本に
なるが、党として何かやるべきことがあればと思う」と語った。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100204/plc1002040923002-n1.htm
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不起訴処分が「説明責任果たした」となり、疑惑を持たれたことなど爪の垢も
責任を感じない御仁には、無感情症候群かいなと思いたくなる・・・。
それとも「ロボトミー」されているか・・・。
何しろ「自分の発言もすっかり忘れてしまい」思考回路がロボトミーで責任は
「バク」扱いで「削除」される回路・・・。

であるなら、こういった動画の言葉は、ロボトミー前の「正常思考」の時のも
のなのだろう。
にしても、画像にある幾多の「鳩伝説」にはなるほどなぁと、納得する。
結果的に「日本のガン」が、一番国民に直接的な負債になってくる。
そこで、ではこの「ロボトミー」があの当時のアメリカのリーダーであったら、
「命を守る」という博愛、いや「友愛」を発揮出来たか、あるいは錯乱していく
精神を救えたのだろうか?。
平和すぎた日本での「ボケ具合」には、言葉の重みは薄笑いで無視されるだろう。
そんな「ケンカも出来ない坊ちゃん」であれば、命を捨てた後遺症に悩む人にと
って殺戮の対象となっても、感情も動かずに「殺害」してしまいそうだが・・・。
哀しみの狂気が、望郷に寄せる男の心に共感する・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=hd4dW6sbplA
「ローリングサンダー」 七十七年公開作
「タクシー・ドライバー」の脚本を書いた人のものだけに、アクション映画に
も関わらず、その哀しき狂気にあるいは心の荒みとそれへの道程が、ベトナム
戦争の後遺症となって覆い尽くし、男の友情がはかなく切ない物語とって、
感動させられる。
「タクシー・ドライバー」の狂気が都会の吹き溜まり的孤独感からの狂気だと
すれば、こちらは「望郷」と辱めに対する打ちのめされ現実に対応出来なくな
った男の「駄目になった心」・・・。
ベトナム戦争で捕虜となり屈辱的な生活の後、救出され国に帰れば「英雄」と
して歓迎される人には家族があり、心の傷の癒えぬまま暮らしに馴染めず、ま
た最愛の家族も、そんなところに送られた銀貨の大金に、それを狙う強盗が絡
み最愛の人を殺され、自分も片腕を失い、残るのは復讐の二文字とベトナムの
狂気のスリリングな戦いが、男を再び戦場へと向かわせる。
そこにかつての仲間が加われば、死を背中にしたあの戦いの再現・・・。
経験した狂気が、生気を失っていた男二人を蘇らせる。
壮絶なギャング団との戦いに傷つきながらも、取り返していく何か・・・。
死地を潜り抜けた男同士の友情には、あの任侠が生きている。
元の生活に戻るすべを失った男達の背中は、哀しみに濡れて・・・。
「タクシー・ドライバー」よりは、こちらの方がベトナム戦の悲劇的トラウマ
を良く描き、また狂気の中で暮らす人を狂気に誘うを現して、一般の人が体験
でいかようにも変わるを、じっくり見せている・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=ls-pAkjH1WY
「ドッグソルジャー」 七十八年公開作
一年遅れで公開されたこちらは、題名が変更になっているようでクリーデンスの曲が
そのまま題名になった方が、よりぴったりきてしまう。
勿論、ベトナムを題材にして厭戦気分の国民への受けも根底にはあるものだけに、
娯楽アクションに取って付けた「無常」でも、哀しい結末にはウルウルしてしまう。
ベトナム戦争従軍カメラマンが厭戦から、金こそ生きるあるいはこの戦争の価値
として麻薬の密輸乗り出し、それをかつての仲間とともに・・・。
ところが麻薬のシンジケートは、勿論金もブツも独り占めを最初から目論見・・・。
シンジケートとの麻薬の攻防戦へと・・・。
ニック・ノルティのデビュ作らしいが、最後まで友のため戦い抜く姿は、ベトナム
戦の死地での絆への哀しみが良く現れ、鑑賞後、感傷的になった・・・。
で、二つの作品に共通するのが同じ戦争という狂気の中で芽生えた同士という友情
が、命を懸ける存在となってしまうこと・・・。
「命を守る」と連発した人が、このような狂気の中で生きた人を説得出来るか・・・。
勿論、体験のなき者とでは、何も言い返せないだろう。
自分の行いに対して、責任を持つその態度は「友愛」では解決しない。
「風さわぐ原地の中に」 森田童子
日本の学生運動後も、こんな喪失感いっぱいの「友情」物語はある。
といったところで、またのお越しを・・・。