特撮も何もアナログで苦労しながら、それでも未知の領域に迫ろうと
あるいはこういった宇宙船もロボットも未来には活躍しているのではの、
夢が詰まって観客を、それこそワクワクさせる、そして勿論、大人の男
の観客をも魅了する女性も用意して、空想科学の粋を集めて、作り出し
た映画が、この「禁断の惑星」である。
http://www.youtube.com/watch?v=M3aKvaWH0ks
禁断の惑星」 五十六年公開作
地球からえらい遠く惑星まで宇宙船で出かけ、音信普通になっている博士を
探すべくやって来た乗組員達を待ち構える苦難と、科学の発達が身を滅ぼす
知能と科学を持つ人類の遺産を巡って・・・。
と、壮大な宇宙に存在するかどうか定かでないものを強引に空想し、そこに魅
了された博士とその娘・・・。
紅一点の娘役をアン・フランシスが演じ、相当に彩りを添えている。
当時では珍しかっただろう超ミニスカート姿を惜しげもなく披露して
まして風呂かプールか分からぬところで泳ぎ回るそれも全裸で・・・。
サービス・ショットも織り交ぜて、そこが未知の惑星を忘れさせる動物
も登場して、まんま地球の無人島探検じみてはいても、そこは宇宙だか
らして高度に発達した文明は、オールマイティーなロボットが活躍して
なんと注文されれば、行った事もない地球のそれも片田舎のバーボン・
ウィスキーをラベルごと作ってしまう、それもたった一晩で・・・。
とまぁ、アラ探しをすれば、全てがそれ当てはまってしまって、五十年の
月日は残酷で、当時の映画人が描く未来は、後には笑いの種ともってしまう
それでもその発想は刺激を与え、後に続くものたちは相当に刺激にも参考に
もなって、いろいろな形で残っていく・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=_gPugqR6GHU&feature=PlayList&p=5EA4572A6D3826BB&playnext=1&playnext_from=PL&index=101
「ムービ・レジェンド アン・フランシス」
http://www.youtube.com/watch?v=oFynBxD6rFI
「奥様は芳紀十七歳」 五十四年公開作
デビー・レイノルズの引き立て役みたいなものであるが、ミュージカル仕立てのコメディ
も無難にこなしている。
にしても小顔の表情は、いい。
http://www.youtube.com/watch?v=GW1_A9-kBNw
「暴力教室」五十五年公開作
荒れる高校へ赴任してきた教師の妻役・・・。
この映画はそれ程ヒットしなかったが、使われた曲が知れ渡りってなものなのだが、
実際は高校生役の俳優が後には、名の売れたものとなってその原点となったようなもの。
ここでもキュートで、そしてグレン・フォードが演じる教師を励ます妻役を良く演じている。
この映画も後にはリメイクあり、また非行に走る若者達を主題にした映画の参考にされた
ものである。
ミステリー・ゾーン」という三十分一話完結のテレビがあった。
原題は「トワイライト・ゾーン」というもので、リアル・タイムで見ていた
時は余りにも幼くて実に恐かった。そのくせその時間になると「寝なさい」
の声を無視して恐いものを見るときの習性で、頭からすっぽり毛布をかぶり
目だけを出して、恐い場面は一瞬目をつぶり、それでも見続け床につけば、
場面が頭の中でぐるぐる回って寝付けない・・・。
その中の一編をアン・フランシスの検索していて見つけた。まったく記憶に
ないがアン主演の作品でも、あの独特な「摩訶不思議な世界」が展開されている。
「マネキン」パート一
「マネキン」パートニ
「マネキン」パート三
あちらのものだから字幕もないが、邦題「マネキン」が物語るものであり、
映像の動きで内容が大体わかる。
にしても口元のほくろの色っぽさと、スタイルの良さには当時の年齢が三十歳
のアンの美しさが、輝いている・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=HCdN2y_aGwE
「ハニーにおまかせ」 六十五年ＴＶシリーズ
こういったシリーズものは愉しみだった。
当時の「スパイ」ものに乗った企画で、相棒というか子分というか「サム」という男と
組んでいろいろな事件を解決していくスーパーウーマンをコケテッシュにこなしていた。
特にこのお気に入りの「猫」ではないが豹みたいな動物とのやり取りは、猫好きのこちら
には、飼ってみたいと思わせた・・・。
にしても、魅惑的な姿が幼い目にも輝いていたのだから、当時の大人もやはりアンの仕草や
あの口元のホクロには、やられたんだろうなぁ・・・。
とまぁ、「禁断の惑星」を紹介というよりそこで活躍したアン・フランシスへと移行してい
くのは、取上げるならやはり妖艶な女優の方が力を入れられる性分から・・・、って、ただの
親父のスケベ心だったりして・・・。
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といったところで、またのお越しを・・・。