航空路も開拓されていない時代に、八十日で世界一周を成し遂げると大見得を切った
人物の冒険行という原作の映画化。
ネットが発達して瞬時に世界の動向が分かる現代にはない、自分の目で見る世界の広さと
異文化に対する好奇心に笑いを混ぜた古き良き時代の、賭けと冒険は最良の女性を見出す
旅となった・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=PUw4AsGvn-w
「八十日間世界一周」 五十六年公開作
主演はデビット・ニーブンで、あの「戦場に掛ける橋」でも見せていたイギリス紳士の
気高い精神と規律を体現して、執事との妙なバランスに笑いが起こる。
全財産を賭けての旅の割には、ほとんど運任せ・金任せ・・・。
唯一の行動力は、インドで救う女性に対して、アメリカ横断鉄道での男性の侮辱に対して
決闘を申し込む場面・・・。
それも先住民族の襲撃で「仲直り」とか、やはり時代が時代だけにここらを見ていると「笑い
たくなる」自画自賛も含まれて、フロンティア・スピリットという名の侵略を推し進めたのを正当化
してしまう。
まぁ、娯楽作品だから「目くじら」たてずに、笑いながらこの冒険行を眺めていると、音楽の優雅
さも手伝い、ゆったり気分で見ていられる。
勿論、約束の八十日へ向けてのジレンマが次々襲い、進行に対して「果たして時間通りに戻れる
のか」のあるにはあるが、ここでもイギリス式ウイットに富む出来事を用意して・・・。
ただ旅行する工程が、イギリス関連の場所に限られて植民地化した場所には、今更ながらに
小さな島国の「大航海時代」を経た後では、どこでも尊大に構えられるという感想も生まれた。
そして物語の進行中の会話の中で、「マスコミの信用度」に対する批判が溢れていて、昔から
「信頼出来ないメティア」として認知されていた・・・、には、以下に貼り付けた記事にも、頷ける
マスコミの「いい加減な職業」を昔から見抜いていた・・・。
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朝日新聞社内のパソコンからインターネットの掲示板に不適切な内容の書き込みがさ
れていたことが分かった。本社は31日、この文章を書いた社員を特定し、事情を聴い
たところ、投稿を認めた。
社員は東京本社編集局の校閲センター員(49)で、掲示板サイト「2ちゃんねる」
に断続的に投稿していた。部落差別や精神疾患への差別を助長する内容が含まれてい
た。3月30日夜、外部から指摘があり本社が調査を開始した。
このセンター員は「他の投稿者と応酬するうちにエスカレートしてしまった。悪いこ
とをしました。釈明の余地はありません」と話している。
◆本社「厳正に処分」
朝日新聞社広報部の話 弊社社員が2ちゃんねるの掲示板にきわめて不適切な書き込
みをし、多くの皆さまに不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことをおわびします。
事実関係をさらに確認した上で、厳正な処分をいたします。
http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY200903310332.html
持ち主の分からない「宙に浮いた年金記録」5千万件のうち、住民基本台帳
ネットワーク(住基ネット)で名前や住所などが判明したにもかかわらず、本人に
知らされていなかった記録が約311万件あることが3日、明らかになった。社会
保険庁は住基ネットとの照合作業は昨年6月までに終えており、今まで放置された
形だ。
加入期間が原則25年に達しないと年金は受給できない。約311万件の中から、
無年金者の記録が見つかり、加入期間が通算25年分になれば、年金をもらえる
ようになる。
公的年金の現役加入者と受給者には一つずつ基礎年金番号が割り振られている。
約311万件の記録の持ち主の多くは、この基礎年金番号を持たない人たち。
社保庁は、宙に浮いた記録の性別や名前、生年月日などが基礎年金番号の持ち主と
一致するかを調査。判明しなかった記録について昨年4月~6月に住基ネットと照合し、
約314万件分が一致した。
314万件の期間の内訳は、25年以上が2万5千件、10年以上25年未満が
24万件、10年未満が287万件。社保庁はこれまでに、年金受給資格の25年を
満たす記録2万5千件の持ち主だけに通知を出した。
年金記録の確認を求める「ねんきん特別便」や「ねんきん定期便」は基礎年金番号の
ある人だけに送られている。314万件の持ち主の多くは基礎年金番号が付いていない
とみられるため、特別便なども届かない。約311万件分の持ち主は、記録を確認する
機会が与えられていない可能性が高い。
3日の衆院厚生労働委員会で、民主党の長妻昭議員が、「10年以上の記録が抜けて
いると無年金になっている可能性が高い」として、通知や戸別訪問を求めた。これに
対して、舛添厚生労働相は「どういう形でやれるか詳細は検討したいが、そういう方向
でやりたいと思う」と答弁した。
約311万件分を放置していた理由について、社保庁は「2万5千件以外について
何もしないということではなく、優先順位をつけて作業していた」と説明している。
社保庁の年金記録管理システムだけでは、基礎年金番号を持たない人の住所を特定する
ことが出来ない。このため、結果として基礎年金番号がない人への通知が後回しにされた
と見られる。
▽朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0404/TKY200904030336.html
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この貼り付けたものは「アサヒ新聞」のものだが、上の掲示板書き込みには「差別用語満載」
とかで、流石に「世論捏造」に血道を上げる煽動屋の面目躍如だが、批判が広がれば、困った
時の「年金問題」と、縋るように問題ありと報じながら、結語では「通知が後回しにされたと見ら
れる」と、そっと煽りを仕舞いにして記事を閉じる姑息さである。
実際は「確実」に行なっている年金記録で、時間の関係もあり追いつかない・・・。
そこらを先ず最初に五千万件で威して、最後が「見られる」とは・・・。
なにが言いたいのかさっぱり分からない文章で、紙面を埋める。
それもいかにも社保庁の怠慢・・・、を文章にちりばめ、仕舞いに社保庁の言い分をそっと載せ
ここまで来ると「煽り」気分全開・・・、と読めてしまって「だから何?」と聞き返されれば、口篭るしか
ない程度のこと・・・。
と、まぁ、社会改良クラブなる団体の人々の口から出る「マスコミの批判」に、ついつい思い出し
笑いが起こってしまった・・・。
直接、映画とは関係ないところで「ニタリ」と出来るとは、なかなか昔から批判精神がお盛んなようで
何ともこの後、没落していく貴族の性根も「笑える」のだが・・・。
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- Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。