マイナンバーカードに健康保険証の機能を統合し、従来の健康保険証を廃止する政策によってトラブルが続発しています。
ところで、かつて「住民基本台帳カードと健康保険証を統一すべきだ」という持論を有していた者がいました。2006年当時の菅義偉(以下ガースー)総務大臣です。しかし総務省と厚生労働省を跨ぐ大事業のため、総務大臣という立場では達成できませんでした。その後、2020年に内閣総理大臣になったガースーは住民基本台帳カードに代わるマイナンバーカードの普及を掲げ、そのためにデジタル庁を発足させるほどでした。
現在デジタル庁を仕切っているのは河野太郎デジタル大臣です。2021年の自民党総裁選でガースーは自らの後継として河野を支持しましたが、岸田文雄が自民党総裁となり、内閣総理大臣に就任しました。ガースーは自分が推す河野を内閣総理大臣にする実績作りとして、何としてでもマイナ保険証の普及を達成させたいでしょう。
マイナ保険証に関して生じている多くのトラブルの根源はガースーにあります。やはり秋田県湯沢市のJR湯沢駅前にあるガースーの銅像に生クリームたっぷりのパンケーキを思い切り……ってやるなよ! 絶対にやるなよ! いいか、絶対にやるなよ!