参院選を語る前田日明 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

東スポWebで『【参院選の焦点】前田日明氏 消費税廃止&奨学金チャラ公約「山本太郎氏は一つの波を起こすかも」』を読みました。プロレス・格闘技界でインテリの部類に入る前田だけに、理路整然と参院選の争点について語っています。前田は滑舌が良くないので、聞き手である東スポ記者の文字起こし能力の高さに感心します。

 

そして消費税廃止と奨学金チャラを公約に掲げる、れいわ新選組の山本に対し、前田が共感を示すのは理解できます。

 

新日本プロレス入りする前、高校時代の前田はカツアゲしなければ飯を食えないほど貧乏でした(カツアゲ=恐喝は犯罪です。前田は時効ですが)。プロレス入りしてからの前田は、夢を抱く若い世代に立ちはだかる旧世代の壁と戦い続けてきました。現在の前田は、総合格闘技「THE OUTSIDER」のプロデューサーとして、不良達の更生に努めています。

 

前田は己の人生経験から、貧困層や若者層の現状を真剣に心配しているのです(安倍晋三や麻生太郎のような裕福なボンボン育ちには、欠片も生じない感情でしょう)。その前田が共感し、応援するのが既成政党ではなく、れいわ新選組なのです。

 

あるいは、自分で政党を起こし、消費税廃止を訴える山本の姿が、スポーツ平和党を起こし、「消費税に延髄斬り!」と訴えて参院選に出馬したアントニオ猪木の姿と重なるのかもしれません。猪木は前田にとってプロレスの師匠ですからね(実際に教えていたのはカール・ゴッチであり、山本小鉄であり、藤原喜明ですが)。猪木が政界引退した後の参院選で、山本のれいわ新選組が一波乱起こせば、何やら物語性が生じます。

 

とにかく、前田の名言をパクれば、「ごちゃごちゃ言わんと、誰が一番国民のためになるか決めたらええんや!」と有権者に問いたい参院選なのです。

 

 

にほんブログ村 ニュース批評に参加しています(よろしければクリックを!)