新井浩文容疑者の逮捕に業界パニック 映画2本お蔵入りも
昨年7月にマッサージ店から派遣された30代女性従業員を自宅で乱暴したとして、警視庁は1日、強制性交の疑いで俳優の新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)容疑者(40)を逮捕した。逮捕容疑は、女性従業員の頭を押さえつけるなど暴行を加え、乱暴した疑い。捜査関係者によると、容疑を一部認めている。新井容疑者の所属事務所は「誠に遺憾」とコメントした。新井容疑者は複数の映画、テレビ番組などの出演を控えており、今後各方面に大きな影響を及ぼすことは必至。関係者は対応に大わらわとなった。
転載元:スポーツ報知
【ここから私の意見】
新井浩文の逮捕が各方面に大きな影響を及ぼすことは当然です。実力がありながら汚れ役も厭わないタイプの俳優なので、使い勝手の良いバイプレイヤーとして、オファーが絶えなかったからです。
新井の姿をスクリーンで初めて見たのは、行定勲監督&窪塚洋介主演の『GO』でした。朝鮮高校の喧嘩っ早い不良生徒役で、本件で新井が韓国籍だと報道されたことにより、素に近い適役としてキャスティングされたのかもしれないと思ってしまいます。
同作には、山本太郎も朝鮮高校の喧嘩が強い先輩生徒役として出演しています。新井の件が報道され始めた昨日(2月1日)の午後、山本は参議院代表質問に登壇し、野党議員の鑑のような良い質問をしていました。何とも人生の明暗が分かれることになりました。
ところで、新井の本名が朴慶培=パク・キョンベで、韓国籍である情報は、事件を知る上で必要がありますかね? おそらく本名を伏せたままだと、嫌韓ネトウヨから「反日」と叩かれるのが嫌だから、マスコミは公表したのでしょう。
そんなことをしたところで、事件の真相に迫ることは出来ず、嫌韓ネトウヨが一つ覚えの「韓国人はレイプ魔」などと騒ぐ“嫌韓オナニー”のネタになるだけです。一つの事例で民族を十把一絡げに扱う、嫌韓ネトウヨのバカさには常々呆れています。
さて、話を戻しましょう。新井は俳優である前に一社会人として責任を取らなければなりません。刑事責任や被害者に対する償いは勿論のこと、出演した映画やドラマの製作者や共演者にも落とし前を付ける必要があります。お蔵入りなどで金銭的損失が生じるのですから、当然です。
それらの禊が済んだからと思って芸能界に復帰しても、新井には苦難の道が待っています。新井浩文で復帰すればマイナスイメージだから、本名の朴慶培=パク・キョンベでゼロからのスタートを演出すれば、世間が許してくれるなどという甘い考えは捨てた方が良いでしょう。世間という怪物は、何時までもネチネチと責め立てるものです。
世間が許してくれるなどと思ってはいけません。世間が許さなくても、自分が生きていくためには俳優の道しかなく、その道が断たれたら死ぬというほどの覚悟が無ければ、復帰したところで潰されます。
そのような覚悟が見える芝居を見せてくれるならば、禊を済ませた後の芸能界復帰を、何の面識もない私でも待ち続けますが、そうでなければ、消えてしまっても構わないと思っています。