五輪招致疑惑 ゴーン事件3カ月前から竹田氏聴取調整
2020年東京五輪招致の不正疑惑で、フランスの予審判事が日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長に対して行った事情聴取の日程は、昨年8月下旬の時点で決まっていたことが12日、関係者への取材で分かった。
カルロス・ゴーン被告の捜査に対する「報復」との見方もあるが、ゴーン被告が逮捕される約3カ月前に、竹田氏への聴取が段取りされていたことがうかがえる。
関係者によると、竹田氏は遅くとも8月初めには、事情聴取の日程についてフランスでの窓口となる弁護士と調整を始めていた。
フランスの弁護士からは早い時期に聴取に応じるよう勧められた。だが、都合がつかず、JOC側が11月から今年1月の間で設定するよう要請した。8月下旬には、12月の事情聴取が決まっていたという。
竹田氏は昨年12月10日、パリで弁護士同席のもと、仏予審判事の事情聴取を受けた。
転載元:Yahoo!ニュース(産経新聞)
【ここから私の意見】
したり顔で報復説を唱えていた、竹田恒泰や辛坊治郎や舛添要一は息をしていますかね。自国の司法制度が時代遅れのポンコツだからと言って、他国の司法制度も同程度だと思ってはいけません。安倍晋三首相にとって不都合な籠池泰典・諄子夫妻を、まるで報復するかのように300日以上も長期勾留していた国とは違います。
私は以前から「陰謀論を真顔で語る奴は人間として終わっている」と思っています。陰謀論というのは、事実の整合性を図るため、「強大な力を持つ闇の組織が暗躍した」などという理由付けをすることです。酒場談義で冗談やホラ話として言う分には構いませんが、公的な場で主張するのは、とても毛が生えた大人の所業とは信じ難い愚行です。
そんなことを言いながら、私も少し陰謀論めいたことを言います。転載記事のニュースソースが安倍政権ベッタリの産経新聞であることに陰謀の匂いがします。五輪招致で不正をやらかした責任を竹田会長一人に押し付け、もっと上にいる極悪人にフランス司法当局の手が及ばないようにする情報作戦ではないでしょうか。何しろ森友事件における公文書改竄を財務省内部の暴走とし、近畿財務局職員を自殺に追い込むのを平気で行った冷血外道の政府ですからね。
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