プロレスラーにもモラルを求める時代 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

芸能界とは大違いでプロレスファンは寛容!? 岩崎恭子と共にプロレスラーの“不倫スキャンダル”発生も、騒ぎにならず

 
1992年バルセロナ五輪の競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得し、現在はスポーツコメンテーターとして活動していた岩崎恭子に、衝撃の不倫スキャンダルが発生し、世間を驚かせた。
 
岩崎は有名PR会社役員で50代の男性A氏とのデート現場を押さえられ、6日発売の写真週刊誌「FLASH」(光文社)にスクープされた。その記事は、同誌発売前日にweb版「SmartFLASH」に掲載された。
 
岩崎は20094月、元ラグビー日本代表・斉藤祐也氏と結婚し、113月には第1子となる女児をもうけている。交際相手のA氏も、後に離婚したとされるが、既婚者であったため、ダブル不倫だったということになる。
 
webでの記事掲載を受け、岩崎は5日に速攻でブログを更新。すでに3日に、別居中だった斉藤氏と離婚したことを報告。A氏との不倫については、「おおむね事実」と認め謝罪。さらにA氏との交際を解消した旨を発表した。
 
アスリートらしく潔い、スピード感たっぷりの対応で、大バッシングは避けられたが、その代償は大きかった。予定されていたイベント出演や講演会は相次いで中止となり、“コメンテーター”としてのオファーが当分なくなるのは想像に難くない。“好感度の高さ”が売りだっただけに、再起はかなり厳しい道のりになりそうだ。
 
相手のA氏も、5日付で勤務先の役員を辞任したことが報じられており、双方とも受けたダメージは小さくない。
 
一方、6日発売の同誌では、もう一つの不倫スキャンダルが伝えられた。
 
プロレス団体「KAIENTAI DOJO」(以下、K-DOJO)の代表兼プロレスラーで、業界最大手の新日本プロレスにも参戦しているTAKAみちのくの“8年不倫愛だ。
 
記事を要約すると、告発した交際相手の独身女性Aさん(40)は、11年にmixiでメッセージを送ったのをきっかけに、TAKAとのやりとりが始まり、初めて会った日に男女の仲になった。以降、主に新日本の地方巡業中に呼び出され、男女の関係をもち、車での送り迎えや洗濯をさせられたという。費用はすべてAさん負担で、その額は500万円を超えたとされる。
 
そんな中、176月にTAKAの夫人が子どもを出産。それ以来、関係がぎくしゃくし、Aさんは服薬自殺を図るまで追い詰められたという。それでも、不倫関係は続いたが、102日、TAKAが直接の連絡を拒否する文書を弁護士を通じて送付。約8年に及ぶ泥沼不倫の末、「私を捨てたTAKAを許さない」として、今回の告発に至った。
 
記事が出た6日、TAKAは団体を通じて、謝罪文を発表。団体からの処分は、すべてを受け入れる覚悟とした。
 
芸能人、著名人、政治家などの不倫スキャンダルは、今や日常茶飯事となったが、それがプロレスラーとなると珍しい事例だ。
 
この報道を受け、ネット上は批判もあるが、「タクシー運転手を殴って逮捕された森嶋猛に比べたら、なんてことはない」「プロレスラーにも清廉潔白を求めるの? プライベートの問題だし、どうでもいい」「奥さんに詫びて、許すかどうかは夫婦の問題。家庭内ですませればいい。処分なんて大ごとにしなくていい」「ヒールなのに、不倫で謝罪って、イメージ壊れる」「プロレスラーが不倫して、世の中に謝る必要はない」などとして、さほど大きなバッシングにはならなかったようだ。
 
TAKAはインディー出身ながら、世界最大手のWWF(現WWE)でチャンピオンになるなど、国内外で活躍した一流選手。しかし、ヘビー級ではなく、軽量級(ライトヘビー級)の選手であるため、世間的な知名度は低い。それこそ、岩崎恭子の不倫スキャンダルとは比になりません。ただプロレス界では、TAKAは団体代表であり、支援者、スポンサーからの信頼が損なわれるのは確かでしょう。インディー団体の経営は楽なものではありません。そのため、TAKAは新日本に出稼ぎに行って、運営資金にも充当していたようですが、ここから切られると、団体存続も危ぶまれるかもしれませんね」(スポーツ紙記者)
 
K-DOJO9日、TAKAに対して、今期をもって取締役からの解任、11月から1年間の月額報酬100パーセント減額の処分を発表した。
 
同団体は、さる1021日、格闘技の聖地後楽園ホールで興行を開催したが、キャパシティ約1,800人の会場で、観衆は562人(主催者発表)しか入らず、閑古鳥が鳴いていた。新日本では17日から新シリーズが開幕するが、これまでレギュラー参戦していたTAKAはメンバーから外された。TAKAK-DOJOにとって、頼みの綱ともいえた新日本への出稼ぎがなくなり、苦境を迎えたともいえそうだ。
 
芸能界とスポーツ界では、いささか事情が異なるが、プロレスラーも聖人君子でなければならなくなったということか?
(文=田中七男)
 
転載元:日刊サイゾー
 
【ここから私の意見】
 
岩崎恭子は五輪と不倫を制したわけですね。今まで生きてきた中で一番不幸せな状況ですが、頑張って立ち直ってほしいですね(棒読み)。
 
それより私としては、TAKAみちのくの不倫報道に注目します。転載記事タイトルにもあるとおり、プロレスファンは男子プロレスラーの酒・女・ケンカに対して寛容です。日本プロレス界の始祖である力道山が、この手のエピソードに事欠かなかったので、プロレス界の伝統になっているからです。
 
それは、二股かけた交際相手に背中を包丁で刺された過去を持つ棚橋弘至が、現在も新日本プロレスのエースとして活躍している事実からも明らかです。それでも、かつての全日本女子プロレスが現役選手に酒・男・煙草を禁じる「三禁」を課していた名残で、女子プロレスラーに対しては多少寛容さがありません。また、タクシー運転手に暴行した森嶋猛のように、無抵抗の素人に暴力をふるうのは、プロレスファンでも大目に見ることはありません。
 
こうしたプロレスファンの寛容さ(又は甘さ)は、プロレスラーという存在に社会常識の枠に囚われない傾奇者の理想を見ているからでしょう。しかし、新日本プロレスという業界トップの優良企業となれば、コンプライアンスを重視して、不倫騒動を起こしたTAKAを興行に参加させられないというのが現実の厳しいところです。
 
棚橋という前例があるので、TAKAにも頑張って立ち直ってもらいたいです。「スキャンダルを商売にできない経営者は失格だ」とアントニオ猪木が言っていましたから。
 
TAKAみちのくと言えば「宇宙人プランチャ」の衝撃ですよ。
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