7月29日夜にフジテレビ系列で中継放送された、総合格闘技『RIZIN.11』を観ました。ダイジェストではなく、試合前の煽りVTR込みで放送されたのは、五味隆典VSメルビン・ギラード、山本美憂VS石岡沙織、浅倉カンナVSRENA、堀口恭司VS扇久保博正の4試合です(いずれも前者が勝者)。
五味VSギラード以外は判定決着でしたが、どれもグダグダの膠着試合ではなく、両選手とも積極的に攻めていたので鑑賞に耐え得る内容でした。判定決着にもピンからキリまであることを再確認できました。
生中継されたメインイベントの浅倉VSRENAは、フジテレビ側の演出に「何だかな~」(©阿藤快)と思いました。大会前に浅倉と熱愛報道があった、那須川天心がリングサイドで観戦している姿を試合中に挿んでくるのは、才賀紀左衛門&あびる優夫妻の男女逆転バージョンであり、安っぽい演出です。それより何より、浅倉の勝利者インタビューの途中でCMに入るのは失礼極まりないですよ!
その浅倉に二連敗したRENAは、PRIDEでヴァンダレイ・シウバに連敗した桜庭和志の姿と重なります。当時の桜庭より若く、肉体的ダメージの蓄積が少なそうなRENAの再起を願っています(RENAの芸能マネジメントは、新垣結衣が所属するレプロエンタテインメントです。レプロは能年玲奈(のん)や清水富美加(千眼美子)の件があるので、ちょっと呪われ感が……)。
番組の最後、9月30日に開催される『RIZIN.13』の予告がありました。8月12日の『RIZIN.12』は全国放送しないということです(会場が愛知県のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)なので、東海テレビの放送はあるかもしれません)。那須川が出場する立ち技最強トーナメントに現在係争中のK-1勢は絡んでくるか。ミルコ・クロコップ引退カウントダウンの対戦相手はまたロートル選手なのか。大砂嵐は把瑠都ほどしょっぱくないか。色々と話題がある『RIZIN.13』ですが、今回のように判定決着でも面白い試合を見せてもらいたいです。
RIZINオフィシャルサイトはこちらから→http://jp.rizinff.com/
にほんブログ村に参加しています(よろしければクリックを!)