【映画評】奥様は魔女 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

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古の封印から解かれた魔女ジェニファーが、呪いをかけようとしたウォレスに恋をしてしまうラブ・ファンタジック・コメディ。1942年製作で1951年日本公開作品。監督はルネ・クレールで、出演はフレデリック・マーチ、ヴェロニカ・レイク、ロバート・ベンチリー、スーザン・ヘイワード、セシル・ケラウェイ。
 
ニコール・キッドマン主演で映画化されたり、日本では米倉涼子主演でドラマ化されたりした名作テレビドラマのルーツとされる作品です。本作は『奥様は魔女』、テレビドラマ版は『奥さまは魔女』とタイトルで区別されています。
 
魔女はサマンサではなく、ジェニファー(ヴェロニカ・レイク)です。ジェニファーは、因縁相手の子孫であるウォレス(フレデリック・マーチ)に呪いをかけようとします。その呪いとは好きになった相手と結ばれない苦痛であり、ジェニファーは、あの手この手を使ってウォレスにちょっかいを出します。この時のジェニファーは小悪魔的に見えます。
 
ジェニファーは、とどめの手段としてウォレスに自家製の惚れ薬を飲ませようとします。しかし、ふとしたことで自分が惚れ薬を飲み、ジェニファーがウォレスを好きになってしまうのです。それからのジェニファーは可愛らしく見えます。これはツンデレの一種というか、前フリが効いたギャップ萌えというか、とにかく観ている者もジェニファーを好きになってしまう魔法です。
 
結局ジェニファーとウォレスは相思相愛の関係になります。しかし、ウォレスは州知事選挙に立候補しており、それをバックアップしてくれる新聞社長の娘エステル(スーザン・ヘイワード)と婚約していたのです。エステルと婚約破棄したウォレスは窮地に立たされますが、ジェニファーの魔法のおかげで州知事に当選します。ハッピーエンドですね。
 
そうか、分かりました! 安倍政権が存続しているのは、安倍昭恵首相夫人が魔女だからですよ!(確かにスピリチュアルな発言をしますけど)。
 
★★☆☆☆(2018年4月23日(月)DVD鑑賞)
 
「奥様はマゾ」とか「奥多摩の魔女」とか……。
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