【森友学園・籠池氏会見(3)】
「温かい目で見てほしかった」…身の危険感じ開設断念

 

 

「(学校の)土地も習得でき、さあこれからというときに爆弾が炸裂した。私の顔写真が指名手配犯のように毎日テレビに出る異常事態だ。

 『瑞穂の國(記念小学院)』。神話にもとづく瑞穂の国。山の幸、おいしい水、空気で育った子供が、優れものにならないわけはない。選ばれてわが国に生まれた、優れもののための教育をしたかった」

 

以上。引用終わり。

http://www.sankei.com/west/news/170310/wst1703100071-n1.html

 

 

 

 

私は政治的には保守的な考えをするほうだと思うので、この人と政治思想的には同じ方向を向いていると思う。

 

しかし、教育者としては、賛同できない。

 

例えば、以下の動画。

 

 

▼塚本幼稚園の運動会 選手宣誓映像 森友学園

 

 

これでは、中韓の反日教育と内容は違えども、その手法は全く同じだ。

 

 

あと、会見で気になったのがこの部分。

 

「選ばれてわが国に生まれた、

優れもののための教育をしたかった。」

 

 

違う。私は、こうは思わない。

 

日本に生まれた人がすべて優れた者という発想は、おかしい。

 

これではまるで、選民思想だ。

 

私は中国・韓国はキライであるが、でも、これまでの人生で中国人・韓国人と話をしてきて、優れた人、敬意をいだく人は少なからずいた。

 

社会を抜きにして、個人としてつきあって、いい人は確かにいたし、今もつきあいは続いている。

 

 

私は、この人が学校を作ったとして、教育勅語を読ませるとか、修身の授業をするとか、

 

自分が賛同できる内容があったとしても、

 

やはりこの人からはムリだ。

 

温かい目で見てほしかった、とは言うが、

 

この人は死ぬまで自分が正しかったという思い上がりを抱えて生きていくのだろうと、

 

そんなことを思った。

 

 

それにしても、残念だ。

 

もう少しまともな人がやってくれていたら、素晴らしい学校ができたのではないかと思うので、それだけに残念だ。