塾生が持ち帰ったテストは、特に中学生の場合はきちんと見るようにしているが、


今日は信じられない採点を目にした。




中学1年生の英語。



¶ What language do people speak in this town?


という英文を和訳させる問題。



これを、


「人々は、この街では、何語を話していますか」


と訳出して、配当が2点のところを、1点に減点されていた。



マルをもらうかわりに、赤が入っていて、


「人々は」 と、「この街では」 を入れ替えるように、という指示と、


「話している」のところが、「話し(てい)ますか」、という指示になっていた。




なぜ減点になっているのか、当該生徒が聞いたところ、


どうも後者の「話している」が誤訳なのだとか。


進行形ではないものに、「話している」、という訳出をあててはいけないようで、


「話している」、と書いた学生は一律一点減点になったと言っていた。




この先生バカ…、と思った…。



で、この先生はこの生徒に向かって、


「あなたの和訳は他の人と比べて変なのよ」


と前置きした上で、


「でも1点あげましょうか?」


と言ってきたから、その生徒は「うん」と即答して、1点もらえたとか。



この上から目線、ドンブリ勘定はなんなんだろうか。



その生徒に対しては、叱った。これは、うん、と返事したら、相手の言うことを認めることになるから、


納得が行かないのなら、納得が行くまで話しなくちゃだめだと。


たとえ相手が先生であろうが、アメリカの大統領であろうが、学問的事実を前にして、身分の差なんかない。



で、この解答が問題ないことを、きちんと説明した。



簡単に言えば、


「北朝鮮では人々は何語を話していますか?」という文を英訳する際に、


進行形なんか使うわけがないのだ。


そもそも、国語の問題として、この日本語は正しい。


何がおかしいか、こちらが聞きたいくらい。




さて、塾生によると、こういうのは先生に言ってもムダなんだとか。


もうみんなに減点しているから、今更、生徒から答案用紙集められないし、とか。


たしかにそうだ。子どもは見抜いている。


大人はめんどくさいことは嫌う、ことなかれ主義だというのは、中学1年生に見抜かれている。




済美○○というところは一風変わった進学校であるが、


特に中学1年生の英語教師は変わっていると思っていたが、(例えば、過去にはアポストロフィを打つ位置で減点してきたのもあった…)


今日の採点については、英語力・国語力、双方ともにヤバイと思った。



ただ、そのくらいなら、平成の悪口は言わないと思う。


この学校はもっともっと腹黒い。文句垂れたら、一晩中語れる自信がある…。