東大・浜田学長講演 県別・女性枠に言及 



愛媛新聞 2013年10月16日(水)


東大の浜田純一学長は14日、松山大での講演会で、東大入学試験の将来的な県別枠や女性枠設置について「考え方としてはあり得ていい」と自説を述べた。


 浜田学長は、関東出身の東大入学者の割合増加や、女子学生の割合が2割以下という現状に触れ「学生の多様性が失われている」と指摘。「(入試の)1点刻みの公平感の中で学生を育てるのには限界がある」と述べた。


 枠設定の効果について「官僚になる学生もおり、地域の実情を知ることは将来の良い仕事につながる可能性がある」「多様な学生がいる中で鍛えた方が、結果として伸びる人がたくさん出るかもしれない」と説明した。


 一方で枠を設けた場合、点数が低い学生が入学する可能性にも言及。「日本人の公平感をどうクリアするか。その調整に悩んでいるところ」と話した。


 浜田学長は2012年、海外留学生を受け入れやすくするため秋入学検討を表明。今年6月に当面の秋入学は見送るとしたが、4学期制の導入方針を決めるなど、積極的に教育制度改革を進めている。



以上。引用終わり。

http://www.ehime-np.co.jp/rensai/co_examination/ren561201310162518.html




自分は、こういう考え方、キライ。


アメリカにいるとき、アファーマティブ・アクション(積極的是正措置)についてはよく耳にしたが、そういう考え方がキライなのです。


結果の平等よりも、機会の平等のほうがずっと大切だと、自分は思います。




大体、今回のセンター改悪(?)もそうだが、1点刻みの何が悪いのだろうか。


平等でわかりやすいルールで、良いと思います。




人物重視の入試なんかで落とされる優秀な人材を、懸念します。


仮に能力があって合格したとしても、この人は特別な是正措置で合格されたと世間からみなされたりしたら、すごく残念だと思います。



県内枠だとか、はっきり言って、田舎モンをバカにすんな、と言いたい。