大津いじめ自殺:因果関係断定できぬ、教育長認識変わらず

毎日新聞 2012年07月12日 22時34分(最終更新 07月13日 03時05分)

http://mainichi.jp/select/news/20120713k0000m040103000c.html

大津市教委の沢村憲次教育長は12日、報道陣の取材に応じ、男子生徒の自殺原因について「さまざまな要因が考えられる。私どもの認識そのものは変化していない」と語った。この日午前の会見では「いじめが要因の一つ」と発言していたが、改めて真意を問われ、いじめと自殺との因果関係は断定できないとする従来の姿勢を示した。


 また自殺した生徒が生前、「泣きながら担任に電話をしてきた」とする在校生アンケートの回答について、「電話内容の詳細はプライバシーの問題があり言えないが、家庭内のことと聞いている」とした。


 警察による強制捜査については、「背景には学校内でのいじめもある」としながらも、「亡くなったお子さんが家庭内でどんな環境に置かれていたのか、家庭内で何が起きていたのかということも、背景調査で明らかになるのではないか」と述べ、自殺にはいじめ以外の要因もあるとの見方をにじませた。【千葉紀和】



以上。引用終わり。




正直、この記事のオッサンに、殺意をいだきました…



まぁ、この教育長、事件を相対化させたいわけでしょう。





あくまでイジメと自殺には因果関係はなく、


だから自分たちの責任では決してなく、



あろうことか、



被害者遺族の家庭内に

原因があるんじゃないでしょうか?

と言っています……


責任は、私たちではなく、遺族ですよ、と。



言うかフツー…





そりゃ、部外者の私には、究極のところ、判断できません。




ただ、


私は、こんな頭のバゲたオッサンが言う言葉よりも、


子どもたちのアンケートを信じます。


子どもたちのほうが、よほど人間的で、信じられるのです。




私はアンケートの内容から、


イジメが自殺の理由の90%以上じゃないかと思います。





人が死んだのに調査もろくにせず、


自分たちは、隠蔽をはかり、この件を闇に葬り去ろうとしたくせに、


そのくせ遺族の責任という方向に話を持っていくことはできるわけで、


信じられないです。





なんにせよ、


今回、警察が強制捜査しているわけですが、


強制捜査しなければ実態が明らかにならないのならば、


教育委員会は不要です。


ぜひクビにしてもらいたい。




PS


橋下大阪市長は、こういう人たちと戦っているのかと、改めてわかりました。