猫ひろしが五輪代表決定!カンボジア国籍でマラソン出場
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2012/03/25/kiji/K20120325002906660.html
カンボジア国籍を取得してロンドン五輪出場を目指すタレントの猫ひろし(本名滝崎邦明)(34)が男子マラソンの同国代表に決まった。カンボジア・オリンピック委員会のワット・チョムラーン専務理事が25日、明らかにした。他の競技の代表とともに4月に正式発表する見通しという。
五輪の陸上では、参加標準記録を突破した選手が1人もいない国・地域は、男女1人ずつがいずれかの種目に出場できる「特例」がある。カンボジアはこれに該当し、猫は自己ベストが2時間30分26秒で標準記録に届かないものの代表に選ばれた。夢が実現することになるが、国籍を変更しての出場は論議を呼びそうだ。
以下略。引用終わり。
昔、本田勝一という人が、本を書くためにイスラム教徒に改宗したことがありました。サウジに入るためには、イスラム教徒でなくてはならないからです。
このニュースを見て、本田勝一のケースを思い出しました。私としては、便宜上イスラム教徒になるというのは大変失礼だと思いましたが、この猫ひろし(誰?)さんのケースでも、同じような感があります。
つまり、本当にカンボジア国民になるためでなくて、便宜上のものであったとしたら、カンボジア国民に大変失礼じゃないか、と。
そういえば、私も自分自身のことで思い出したのですが、実は私はキリスト教徒です。アメリカ留学時代に洗礼を受けました。
が、……、あれから一回も教会に行っていません!
私も含めて、やはり中途半端な関わりって、良くないですよね。
昨日、東大の問題解説で、移民に関する文を扱いました。
民主党は1000万人の移民を受け入れるという構想を持っているようですが、もしも英文の中にあったような parallel lives なんかを日本国内でやられたら、たまったもんじゃないですよね。
私は移民賛成ですが、1000万人というのは反対です。数というよりも、質という点で。つまり、そんな多くの移民が日本で何をするのかといえば、日本人がやらないような3K労働とかをやるわけで、そういう移民は百害あって一利なしです。
ドイツのケースから、勉強したほうがいいんじゃないか、と思います。
やはり、猫ひろしさんのような国籍取得は、形式上問題ないとはいえ、すごく失礼だし、逆に外国人が日本国籍を便宜上のためだけに取得してスポーツに参加しても、応援する気には全くなれません。