ブログを書くのはとても久しぶりです。

 

 

毎日が、受験生である上の子の生活と心のケア、そして3歳の下の子のお世話であっというまに過ぎていきます。

 

自分の仕事や興味に費やせる時間が限られている中、たまにシングルの方やご夫婦でお子さんがいない方を羨ましく思うこともあります。

 

自分のために時間を使える人が、とても眩しくて、どこかで、「私、もっとできるんだけどなあ・・」という悔しさを感じることも。

 

自由な時間があったら、もっと仕事もヨガも瞑想も、たくさん完璧にできるのに。

 

でも。

 

私がいつも瞑想の講座でお話ししていること。

 

忙しいときや辛い時に、それでも座った10分の瞑想は、すべてが完璧で幸せな時にやる1時間の瞑想よりも、何倍もの価値があるはずです。

忙しい毎日だからこそ、自分の心のケアはとても大切です。

そのツールとして瞑想があることは、私の人生で何よりも大きな宝です。

 

そして何より、上の子を産んでいなければ、瞑想もヨガも知らず、今でも私は自分の心という檻の中でもがいていたかもしれない。

 

下の子を産んでいなければ、夫と努力と忍耐を重ねてパートナーシップを築くことをせず、とっくに投げ出していたかもしれない。

 

回り道をしてきたおかげで、ひとつひとつ、私は我執を削ぎ落とすことを迫られてきた気がします。

自分という殻から出て、自分の想像できる範囲内での人生から抜け出たことで、昔の自分では考えられなかった、優しい景色を見ています。

 

だから、歩みがゆっくりでも、なかなか目標に辿り着くことができなくても、せいいっぱい道中を楽しむことにします。

 

今、生きづらさを感じている方、自分のマインドという檻の出口を探している方。

私と一緒に瞑想を学びましょう。

 

瞑想は、陰ヨガ指導者養成講座モジュール1の中で詳しく指導しています。

 

オンラインの陰ヨガ指導者養成講座

 

スタジオ開催の陰ヨガ指導者養成講座

 

YouTubeでの瞑想

 

陰ヨガって何ですか?という質問をよく聞かれます。

 

いつも答えがすごく長くなってしまって自分で慌ててしまうのですが、考えてみると、陰ヨガはただの優しいリラックスヨガではなく本当に深い魅力があるので、一言で説明ができないのです。

 

そしてその魅力は、逆説的に聞こえるものが多い気がします。

 

まず、陰ヨガは上級者しかできないような難しいポーズはありません。体が硬い方や、年配の方でも無理なくできるヨガです。

でも、普段他のタイプのヨガを頑張っている方でも驚くくらい、体に変化が現れることが多くあります。

 

そして陰ヨガは「受動的」なようでいて実は「能動的」です。

つまり、力を抜いて体を委ねるという点では受動的ですが、かといってただ先生がやっている通りにする、周りの人のポーズをまねる、というのではなく、主体的に自分の体や心を見つめ、自分で自分の「エッジ」を探っていく必要があります。

そうでなければ、陰ヨガならではの深い解放を感じることはできないかもしれません。

だからこそ、体は受動的に、同時に心は能動的に、しっかりと自分を見つめ続けるのです。

 

陰ヨガはターゲットを意識してポーズを行うことが多いですが、実はポーズをおこなっている数分間のうちに、ターゲットではないところに変化を感じることも多くあります。

だからこそ、力を抜くのはターゲットだけでなく、他の部分も常に自分の体を「スキャン」し続けます。

 

がんばらないのに変化がある。

受動的なようでいて能動的。

 

そんな不思議な陰ヨガの魅力を体験してください。