1. 砂糖以外の糖について
  2. 砂糖の記事については定期的に書いていますが、そしたら黒砂糖は体にいいので砂糖ではなく白砂糖と書いてくれ、というメッセージを送ってきたスバラシイ人がいました。面識もなく堂々と送ってくるその失礼ぶりにも失笑ですが、こういう糖質ジャンキーはどこまでいっても嘘をつき、さらにそれを指摘されると逆ギレするくらいスバラシイなので困ったものです。この辺の点において和食推奨派やマクロビの罪は重いといわざるを得ません。
  3. そもそも本来のマクロビであれば、白砂糖はダメで黒砂糖はよいなどと述べていません。それは派閥別れした嘘つきたちが言い出した捏造です。科学的に考えても栄養学的に考えても、白砂糖がダメでほかがいいということは一切なく、黒砂糖もてんさい糖も三温糖もハチミツもメープルシロップも、すべて体に悪いのです。所詮多少のミネラル・ビタミンが入っているかどうかの違いであり、直接糖の恐ろしさをさっぱりわからず正当化を繰り広げるのがジャンキーなわけです。
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  5. もともと人間の体は糖を直接取るようには出来ていない。菌を増やすときに糖が必要だという話と、何が違うのかを考えている人はほとんどいません。糖はコレステロールに影響を与え粥状動脈硬化を作り出す。この糖化は活性酸素を生み出し過酸化を誘導します。糖化が進むと体内ではAGE(糖化最終生成物)が生成され、それが粥状動脈硬化を助長します。糖は吸収すれば血糖が一気に上昇し、その後急速に下降することで人体を攻撃する種々ホルモンの分泌を促します。
  6. 間接糖(玄米や全粒粉や果実や皮付き芋)でさえ多くとりすぎれば害となります。事実、日本の死亡統計では結核などがかなり多かったが、これは糖質過剰を示唆している可能性が高いのです。また、昔の日本人にとって米はごちそうであり、そんなに簡単に食べれるものではなく、麦飯やひえやあわを食っていたのは皆さんも知っているはずです。また昔の種は今の米や麦より糖度が低く、タンパク質やミネラルの含有率も高かったです。そんなのも知らない人が黒砂糖について語るというこの国のスバラシサは、感動すら覚えるものがあります。
  7. ま、そうはいってもニンゲンとやら、特に女性という種は甘いものをどこまでいっても欲します。これは精神要素が強いわけですが、そういう人はいかに糖質摂取量を少なくするかと、砂糖と名のをつくものを避けてもらうことが重要です。結局のところ甘いものを過剰に欲する人とは、人への甘えや伴侶への甘えや恋人への甘え、親への甘えなどが満たされていない人なのかもしれません。味には少なくとも五つがあります。甘い味以外の酸っぱい、苦い、辛い、塩辛いを意識してとることをおススメします。