トリリンガル学校に通うこどもたち、日曜日には教会に行くお友達も多いです。

 

韓国では仏教徒よりも、キリスト教徒が多いです。

カソリック信者よりもプロテスタント信者が多く、布教活動も熱心ですし、ソウルの道端で布教ソングを熱心に歌っている姿を見ます。

 

学校の韓国人ママ友でも、仲良くなったなーと思ったら、

「今度教会に行きましょう!」と布教モードになった時には、ドン引きしました。

教会に行って、信者にならなければ親しくなれないですか???

 

それと、「神」をめぐる小さな攻防(笑)がクラスの子とありました。

 

ある日、子供が学校から帰ってくると、

「ねー、神様はたくさんいるよね!ひとりじゃないよね!なのに、○○が神様はひとりだけだよ!たくさんいるわけない!って言われたーーー」

 

我が子は、「やおよろずの神」信仰に対し、あるクラスメイトは両親が敬虔な「プロテスタント」でした。

なんで分敬虔なプロテスタントかってというと、ラインならぬ、カカオトークの着画が、十字架と神の言葉でしたので。。。ほどなくして、そのクラスメイトは、その宗派のアメリカンスクールに転校してしまいました。

 

我が子も、クラスメイトも言い争いはいけません!

「迷える子羊よ~神の名のもとに、争うことなかれ。悔い改めよ」By 私

 

日本で生まれ育った私には特定宗教の信仰もないです。

よくありがちな、「やおよろずの神信仰」、「困った時の神だのみ」的な感覚です。

 

でも、自分のごひいきの神社に行くと、気持ち「お賽銭」を弾んでしますし(笑)お守りも毎年買い替えています。

 

また、「おてんと様が見ている」的な、太陽などの自然を、神や仏、ご先祖、などの象徴とする教えは、自分の子供にも教えています。

 

「山には山の神、太陽にも、月にも、神様がいるんだよ」

特に、「空から、○○ちゃんの、先祖が見守ってくれているから。○○が良いことをしても、

悪いことをしても、楽しいこと、悲しいこと、全部みていてくれるからね」と。

 

悪いことをしたりすると、「おてんと様が見ている」的な戒めの言葉って大事だと思います。

日本の素晴らしい「道徳」「ある種の宗教観」に通ずると思います。

 

だから、日本人が特定の宗教を信じていなくても、礼節をわきまえているし、全くの無宗教ではないと思っています。神仏習合万歳!

 

ただ、この「おてんと様が見ている」的な考えを、唯一神の方たちに説明するのは本当に難しいです。おそらく日本人の中でも、宗教観はまちまちですし、私が小さい時に教えられてきた「おてんと様が見ている」的な考えは、最近はしないようですし。

 

「見ていなきゃいい」「やったもんがち」「誰も見ていない」的な独りよがりの考えが横行している気がします。。。

 

 

また、ご参考までに。

日本ですと、キリスト教を信仰する人々をクリスチャンと称することが多いですが、韓国の場合以下の通りです。因みに、異端は이단です。(笑)

 

Cathoric カソリック 천주교- 聖堂성당- 神父진부

Protestant プロテスタン 기독교 -教会교회 -神父목사 

 

私には、神社のおみこしや、年末の除夜の鐘がしっくりきます(笑)

 

最後に、、朝鮮半島からの渡来人が祭られている神社をご存じですか??

実は、日本には朝鮮半島からの渡来人を奉る神社は結構あります。

 

その中でも、埼玉県日高市にある「高麗神社」は、すんごいパワースポット(笑)

 

実はこの神社、「出世神社」と呼ばれており、この神社に参拝し総理大臣になった政治家の方もおり、知る人ぞ知るご利益神社なんです。実際に境内には名だたる文化人や政治家の名前を目にすることがことできます。

 

6月の行事にも、トリリンガル学校の子供たちがこの神社のご近所をパレードしてました。


そうそう、来月10月23には、日韓友情のお祭りが行われるんで、私もいきまーーす!

はい、ご利益も兼ねて(笑) 

 

このお祭りの日は、神社の境内には、韓国料理の屋台。キムチ、チジミ、ほっとく、クッパとか(笑)が並びます。それ以外にも、テッコンドー、韓国民族舞踊、サムルノリなども披露されます。

きっと、日本全国どこの神社に行っても、この光景はここでした見られないかと。

「出世神社」一度、参拝あれ!