Open Water Scuba Rescue Skills. These open water scuba skills are to be performed while diving in the open water, wearing a minimum instructional scuba diving system. Each student will demonstrate an appropriate procedure
for:

  1. Cramp release~バックル類のリリース

  2. Establishing buoyancy at the surface (self and for another diver)~水面での(自分と他のダイバーへの)浮力の確保

  3. Airway control~気道確保

  4. Supplying air to a diver simulating out-of-air -- Alternate air source use~バックアップ空気源を使った、エア切れ時のエア供給のシミュレーション

  5. Overcoming vertigo~目眩からの復帰

  6. Responding correctly to a tired diver at the surface and underwater~疲労した(水面と水中の)ダイバーへの正しい対応

  7. Responding correctly to a panicked diver at the surface and underwater~パニックを起こしている(水面と水中の)ダイバーへの正しい対応

  8. Non-swimming assists~水中に入らないアシスタント

  9. Water entry when responding to an emergency~エントリー時のおける緊急事態への対応

  10. Swimming assists~水中でのアシスタント

  11. At least two methods of diver tows~少なくとも2種類のダイバー曳航

  12. Egresses (both responsive and unresponsive diver)~(反応のあるダイバーとないダイバーの)エキジット

  13. Responding to a diver simulating overexertion~疲労(をシミュレートした)ダイバーへの対応

  14. Conducting underwater Search patterns~水中サーチパターンの実施

  15. Equipment removal techniques~器材の脱装

  16. Surfacing an unresponsive diver ~反応のない水中のダイバーの浮上

  17. In-water rescue techniques for the nonbreathing diver~呼吸していないダイバーへの水中で救助法

  18. Administering emergency oxygen (where not prohibited by local law)~(法律で禁止されていなければ)緊急酸素投与

  19. Various scenario practices~様々なシナリオの実践



RSTC「MINIMUM COURSE CONTENT FOR Entry-Level Rescue Diver Certification」からの抜粋です。
これだけは最低やってねとRSTCが定めたコース内容ということ。
いよいよ今年の10月は心肺蘇生のガイドラインが変わります。
AHA(アメリカ心臓協会)のCPRとECCのためのガイドライン2010とILCORの2010CoSTRがまず10月に発表。

AHAでは2011年第一四半期に、家族やコミュニティー向けのCPR講習プログラム「ファミリー&フレンズCPR」が新教材に切り替わります。
 第二四半期には緊急時に対応義務のある市民向けのCPR講習プログラム「ハートセイバーAED」や応急手当(ファーストエイド)プログラム「ハートセイバーFirstAid」など各種「ハートセイバー」シリーズが切り替わります。

ダイビング指導団体が関係するのEFRなどのCPR・応急手当プログラムもILCORやAHAの2010ガイドライン改定を受けて随時変更されていきます。
 しかし、水難事故に対する処置の記載は2005ガイドラインですらわずか。ダイビング業界内、といってもDAN内ではダイビング・レスキューに関する調査研究を行っているもののガイドライン的な発表には至っていません。2010ガイドライン変更でCPRに関する変更はあっても、ダイビングの「レスキュー・トレーニング」にどこまでの変更が入るのかが気になります。


EFR : Emergency First Responseの略。アメリカ系ダイビング指導団体「PADI」が提携しているアメリカの救急救命指導団体。AHAのガイドライン、ILCORのガイドラインをベースにしている。