今回はツアーガイドのアシスタントです。

インストラクター(ガイド)が引率するゲストの後方支援ってトコでしょうか。

ゲストの状態確認。
残圧チェック、トラブルが起きていないか?
ガイドとは常にアイコンタクトを取り、何かあればガイドにサインを送る。

通常はゲストより少し浅い深度で全体をチェックする。アシスタントで重要なのは、ゲストを煽ること。
ガイドとアシスタントの間に一直線になるようにゲストを置けることが望ましい。

今回のポイントの海況はウネリあり。視界悪し。生物なしのあまり良くない状態。今回は参加者が多く、2グループに分け、自分は初心者チームを担当。

あとは事前にスレートへ水中マップを描き、ガイド中にルートに沿って、目標物までどの角度でどれだけのキック数で行けるかを記入…のはずが、バタバタしてるうちに何の記入できないままにエキジットを迎えました。
まだまだっすね。次回こそはちゃんと記入したいと思いますよ!
もう一週間以上前ですが、ディブリーフィング(※1)もしたので、合わせて記録。
OW(オープンウォーター)講習のアシスタントをしてきました。実際には自分もアシスタントの講習なんだけどね。OW講習生は2名。

今回からDM(ダイブマスター)講習と言うことで、出発から講習が始まります。
朝、お店からレンタル機材やウエイト、ゲストの機材等を車に乗せます。

そして、現地へ。

現地では、施設の説明をします。今回は初めてと言うことで、インストラクターが現地サービスから説明を受ける内容をメモ。


現地サービスに聞く内容。

・海況 うねり、波、風向、風力など。
満潮干潮など。干潮だとビーチエントリー時には歩く距離が長くなる。
・水温,透明度
・貴重品ロッカー
・機材洗い場
・トイレ
・シャワー室
・更衣室
・食事の場所

・濡れた状態では入れない、ドライスペースの有無と場所
・機材の置き場
ここではブルーシートを現地サービスから借りて浜に敷きます。

現地サービスに伝える事

・利用人数
・利用タンク本数
・その他レンタル品の有無

そして、ゲストへ施設説明をします。
内容は現地サービスから聞いた情報から、判断した内容も付けて説明する。

ブリーフィング
時間(集合とエントリー時間)
今日やることの説明。
発生する可能性のある危険(危険予知)

あとは各自着替えと、機材セッティングに入ります。あ、その時にタンクを用意してあげるのもアシスタントの仕事です。

でも各自セッティング出来るのは認定ダイバーのみ。OW講習生はインストラクターが指導します。
その後に自分がセッティングの状態や正しくBWRAF(※1)のチェックが出来てるか確認します。

そしてエントリー。
講習生には入水時に転んでも安全なように、マスクとスノーケルを付けてもらいます。

入水後は講習生を支える役に回ります。
(スキルの模範はアシスタントもやるのですが、それはまた次回と言うことで。)
とにかく今回はうねりがすごく、慣れていない講習生は右往左往。そんなことを見越して、自分はかなりオーバーウエイト気味(8kg→12kg)にして二人を支えます。

この時思ったこと。支えるたけなら、タンクのバルブを持てば事が足ります。

でも講習生はどうでしょう?
うねりがひどくて視界も悪い状態ではたとえタンクバルブを掴んでガッチリ支えていたとしても不安だと思います。
そこで今回はタンクバルブを片手で支え、もう片手で手を握りました。そうすると感覚的にも支えられてるのが講習生もわかるので安心感があります。
二人同時に支えるときは場合によって手とバルブで変えます。インストラクターが模範をしてるときは近い位置で講習生が見ることが出来るように後ろからバルブを支える。あと潮流等で流された場合には素早く元の位置に戻すためにバルブを掴んで曳行します。

今回の講習は支える事がメインになりましたが、うまく支えるということは、講習生の身も心も支えると言うことのようです。


その後ディブリーフィングではまあまあの評価をいただきました。講習生への気配り、エントリー時や実習時の自分の立ち位置など、良いところにいたそうです。特には意識してないんだけど、講習生が危険な状態にならないように、インストラクターの模範を見やすいようにとは考えていたので、それが良かったようです。
ダイブマスターとは、ダイビングのプロ資格の第一歩。ダイビングを職業とし、収入を得ることができるようになれます。
仕事内容は講習時のアシスタントやファンダイブのガイドなど。
そして今回自分が目指すものがこれです。

最初にダイブマスターという言葉を聞いたのは、映画「海猿」で。その時はまだAOW(※1)で、自分がここまでダイビングにハマるなんて思っても無い時期でした。
それから数ヵ月。My機材がどんどん揃っていき、ダイバー仲間も増え、仲間何人か連れて離島ツアーに行きたいと思ってた時に、OWを認定してくれた師匠に言われたのが「だったらダイブマスター取ったら引率し易いよね。」の一言。
あぁ、なんかカッコイイぞ。オレがダイブマスターかぁ。となんかおぼろ気にもダイブマスターへの道が見えた時でした。

しかし!ダイバークラスもRED,MSD(※2)と上がるものの、なかなかスキルがアップせず。。。
しかもオレ泳げねぇ。

こんな不安の中、迷ってても進めねぇ!って事でダイブマスターコースを受けることを決断。
なんの準備のないままダイブマスター講習はスタートしたのでありました。


(※1)アドバンスド・オープン・ウォーターの略。
レベル的には第二段階ってとこ。水深30mまでの潜水を認められる。
第一段階はオープン・ウォーター

(※2)RED=レスキューダイバー。ダイビング中や陸でのレスキュー活動の出来るダイバー。
MSD=マスタース・キューバ・ダイバー。
レスキューダイバー資格を有し、6つ以上の項目のスペシャリスト資格を持ってるダイバーが取得できる資格。何ができるってこと無いけど。
あ、自慢ができるね!(゜Д゜;)