2008年7月11日(金)。


我が市特有のサービスなのかどうかは分からないが、助産師さんが家に来てくれて色々看てくれるという制度である。

市から葉書を貰い、子どもが産まれて直ぐに投函しておくと産まれて1ヶ月ほどした頃、助産師さんが家に来てくれるのである。


我が家にも助産師さんが来た。


まずは、体重やらを測定して、成長の様子を観察。ぷ~この前の週の1ヶ月検診 よりもさらに300gほど増えていて、「極めて順調」に育っていることを確認。

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その後妻は、育児相談さながらに質問攻めをして、いろいろとアドバイスを頂いたようである。



さてこの新生児訪問。育児相談のために来るだけではなく、やはり裏には別の意図も隠されているようである。


それは、「虐待」。


まず、葉書でチェック。

葉書を出さなくても、市側には母子手帳を貰った人のリストが当然あり、それと照らし合わせて、産まれたのにもかかわらず葉書を出してこない家庭をチェックするのだという。


次には訪問時の家庭の雰囲気。

ドアを開けた瞬間に”危険な”家庭というのは分かるのだという。家の中の乱雑さ、疲れた様子、そして赤ちゃんの服装。これらはやはり要注意なのだという。


そして最後は、訪問時に実施するアンケート。

これはかなりきわどい質問が書いてあるようで、「子どもがかわいく無いときがある」とか「心配な事がある」とか「放っておきたいときがある」とか、かなり直球な表現のアンケートとのことで、気になる回答を記入した場合は、その場でチェックを入れる。



こういうことを行いながら、幼児虐待にならない根回しをしているのだという。昨今は虐待もかなり問題になっている中で、このような取り組みはもっと積極的に行っていって欲しいと思うのであった。助産師さんも赤ちゃんが乱雑に扱われているのを見るのはとても忍びないと言っていたらしいが、全くその通りである。