2008年4月8日(火)、32W1D。



先日の検診 で、「赤ちゃんが奥に入っちゃってますね」と言われた妻。


実は妊娠も9ヶ月に入りまもなく産休という段になっているにもかかわらず、お腹の出っ張りはあまり目立たないのである。


30W6Dの写真。これから9ヶ月に入るところの割には小さい?

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普通にしているだけだと普段一緒にいる僕ですらほとんどお腹の大きさに目がいかないほど。そのため、妻は今でも職場で「妊娠してたの!?全然気が付かなかった!」と言われるほどである。


その原因は、子宮が体の中の方に入り込んでしまっているためとのこと。医療用語的には、子宮後屈(しきゅうこうくつ)というらしい。

子宮の体部(赤ちゃんが入る場所)がさらにお腹側を向いているものを前屈、背中側を向いているものを後屈といいます。

通常、子宮内で胎児が大きくなっても、お腹が出っ張る方向に膨らんでいくのだが、子宮後屈の場合、体の内側で膨らんでいくため、あまりお腹が大きくなっているように見えないのである。


そして子宮後屈だと、妊婦には予想以上の負担がかかる。

まず、臓器を圧迫すると同時に血流もすべて圧迫してしまうために、下半身は常にむくみお腹への負担も大きい。そして子宮の重さをすべて骨盤で支えることになるため、腰痛も普通の人より激しくなる。さらには胎児が動くたびに臓器への衝撃がハンパではない。


子宮が普通の位置でも大変だろうけど、子宮後屈だともう少し大変さが増すのだという。


どちらにせよ、妻の頑張りには感謝するばかりである。



参考:Lady's Home - 5.子宮後屈って、異常なんですか?