産婦人科で「おめでとうございます」と言われた後、遂に職場に報告する時が来た。
妻は力仕事もかなりある職業のため、どうしても周りにお願いすることが多々ある。
そして何より、妻は管理職という立場のため、今後のこと(調整)を考える必要もある。
ということで、安定期に入ってからの報告を考えていた時期もあったのだが、やっぱり早めが良いよね、ということで、妊娠確定早々にも上長に報告したのだった。
が、妻が報告した際の上長の第一声。
「で、どうするの?」
妻が産休を取るときに代理が必要になるとか、どのくらい休むのか、など、そういうことをどうするのか?という事らしい。
でもさ、妊娠しました、という話しを聞いたら、まず最初に言うべき事は、「おめでとう」じゃないのか?
もちろん、それから現在に至るまで、「おめでとう」どころか「大丈夫?」の言葉もないらしい。妻自身もそんな上司の反応に落胆し、妻の同僚の方々も怒ってくれているものの、そんな人達が上司に居続けることには変わりなく、、、今後が心配になる妻と僕であった
で、ここからは僕が思うこと。
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いやね、子どもが生まれるのを喜ばない組織って、先がないと思う。
当然、そういうのを喜ばない人もね。
だって、子どもが生まれた後もその職場でって考えてる人って、その組織のために今後も頑張ろうって思ってるってことでしょ。そういう人をサポートしないって事は、結局はそこに勤めてる人を大切にしないってことに他ならない。人を大切にしない組織が成長するとも思えない。
でもってさ、人の妊娠を喜ばない連中とか、電車の中で妊婦を見ると舌打ちする中高年。こんな人たちがいる国ってさ、どう考えても道徳が破綻しているよね。
”未来”にそんな不誠実な対応を取る人に、幸せな未来があるとはどうしても思えない。っていうか思いたくもない。
というわけで、妻が妊娠したことで、この国のダメっぷりが分かったりしたのだった。