旧ブログで人気の高かった 実録 本当のアーユルヴェーダクリニック入院記
の番外、帰国編です。
これだから旅は止められません(^_^;)
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退院の翌日、帰国の中継地点マレーシアまでのフライトの関係でトリバンドラムから列車で約5時間、飛行機だと40分弱で到着するコーチンへ移動。
列車だと時間はかかるものの数百円で移動が可能。飛行機は4000円ほど。
治療後なので体に負担の少ない飛行機で。そして翌日早朝のフライトでマレーシアへ。
コーチンでは空港からオートリキシャ―で5分ほどの綺麗なサービスアパートメントに宿泊。
築浅のサービスアパートメントは1LDKでかなり広々。
寝室とダイニングはドアがついていてセパレート。
冷蔵庫、電子レンジ、キッチン、エアコン、TV完備。
窓やドアには隙間が無く(インドではこれ、重要)、一瞬自分がインドにいる事を忘れるほど違和感のない空間。
Wi-fiもストレスなく快適。ベットはふっかふかでシーツはパリッと真っ白。
翌朝、空港に近すぎたのとアパートメントの居心地が良すぎて油断して空港に着いたのが出発1時間45分前。
空港、激混み。(-_-;)
海外の空港は空港施設内に入れるのは搭乗者のみという所が多い。
見送り客は空港の外で見送る。
空港施設内に入るには一人ひとりの搭乗者の航空券とパスポートのチェックをするのだけど、チェックは2名でしか行わないので長蛇の列。
史上最高の混雑っぷり
「一体何が始まるんです?」
という程の熱気で全然列が進まず、空港内に入る事が出来たのは出発時刻1時間前。
そしてチェックインカウンターまで行く手前にも搭乗者チェックがあって、これまた長蛇の列。
係員に「フライトに間に合わんのよ(´;ω;`)」と言ったら「そんなとこに並んでないで走って抜けてけ」
と言われて走る。
チェックインカウンターで並んだ列では預入荷物の重量オーバーで揉めるインド人一家7人で列が進まず。
隣に並び直せばなぜか自分の直前のインド人夫婦がまた揉めて進まない。
永遠に続くのではないかと思われるイヤな時間。
やっと自分の荷物を預けることが出来てホッとするのもつかの間。
次は、はるか彼方の出国審査カウンターまで走る。
今度はなるべく前にインド人ファミリーが並んでいない列にと思い、ヨーロッパ人の団体客の後ろは単身のインド人だけという奇跡の列に並ぶ。
私の後ろはインド人一家。女性2人が5歳くらいの子供と生まれたばかりの赤ちゃんを連れている。
前に宿敵インド人一家がいないので後ろの赤子を可愛いと思える心の余裕が生まれる。( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!
ヨーロッパ人がやっと終わったよー単体インド人は敵ではない。すぐ終わる。出国さえすればこっちのモンだぜ(*つ▽`)っ)))アハハハ☆
これならボーディングタイムに滑り込みセーフ!!
と思ったら
出国審査官、私を制して後ろの母子を呼ぶ・・・
生まれたばかりの赤子を連れていたので、優先するのはわかるよ。でもさ、乗れなかったらわたしも困るんだよぉぉぉっ(´;ω;`)
時計を見ればボーディングタイムを過ぎた。
出国審査を終えてなお、搭乗者チェックポイントと手荷物検査があるのでダメ押しの行列。
こんなん初めて(´;ω;`)ブワッ
この日の朝のインド人の家族連れは最後まで強敵だった。呪われてるんか?と思ったほどに。
結局搭乗ゲートでも別のインド人家族連れが揉めていたものの、ここまでくればもうどれだけ大家族が揉めていようが無問題。
なんでそんなにどこででも揉めるん?キミたち(´・ω・`)
と不思議に思いながらエアアジア、クアラルンプール行に無事乗って、マレーシアへ。
マレーシアでも1泊を余儀なくされ、まだ真っ暗な早朝のタクシーに乗って久しぶりに少し怖い思いをしたのは旅の重要なスパイス。
乗車後すぐは緊張感を紛らわすために会話をしていて、私がマレー語を知っているのを何故だ何故だとやたらに気にしていた運転手は、わざと遠回りをしてメーターを上げ深夜割増料金
(この部分は言値になるらしい。メーター表示料金の15~20%の割増あたりが適正)
で結構な値段を提示。
当然払う気はないので「これ以上出さない」と妥当と思われる料金を言うと
「俺は長い時間客待ちしてるし、こんな時間だし、眠いし疲れているからこれ位出せよ」
と巨漢の運転手が訳の分からない事を言い出したので
「それがあんたの仕事。あたしに関係ないんで」
と自分が言った分だけお金を置いてにっこり笑ってタクシーを降りた。
“東南アジア・あるある”体験を久しぶりにして今回の入院旅は終わり。
ちょっとドキドキして楽しかった。
無事だったから言えるけど、運が悪ければ旅はそこで終わり。
このドキドキがまた東南アジアへいざなう一因になるのだけど、最近久しくご無沙汰の緊張感は本当に楽しかった。
空港から市内へのアクセスが便利になると、トラブルが減るので良いけど旅ならではの面白さも同時に1つ失うのでバックパッカーとしては
少しさみしいのです。
この5~6年スマホのお陰で間違いなく最短で目的地に自力でたどり着く事が可能になり、地元の人に道を尋ねるチャンスも減りました。
日本の街中でも迷っている風の外国人観光客を見てもみんなスマホは手に持っているので、こちらから声をかける事もしなくなりました。
以前は何を買うにもするにも必要だった値段交渉もほとんど必要無くなり、この数年でどうやって値段交渉していたのかも忘れてしまいました。
便利でつまらない世になったもんですね。
成田までのフライトでは、インド映画にまさかの日本語字幕が付いていて(奇跡の様な出来事!)
最後までインドを堪能して帰る事が出来ました。
ありがとうANA。
旅はやっぱりいいですね。
この旅の緊張感やアドレナリンの大放出を求める辺り、ヴェーダ哲学的にはまだまだ精進が足りていません。
そんな一時しのぎの楽しみを外側に求めているうちはまだまだ。魂の存在としては未熟です。
ボディ・マインド・スピリットの統合への道のりには程遠いです…(^_^;)
=実録 本当のアーユルヴェーダクリニック入院記 完=