『イルカを食べちゃダメですか?』(関口雄祐著、光文社新書)という本で興味深い記事を見つけました。
水族館で飼育されているイルカの多くは和歌山県太地町のイルカ追い込み漁で捕獲されたイルカの一部を生け捕りにし、そのまま水族館に引き渡す前に、中には初期トレーニングは捕獲した現地で行うことが書かれていましたが、興味深い記事を見つけました。
引用します。
「生け簀に入れた直後は、人を怖がり、とても手渡しで食べるイルカはいない。(中略)それでも腹は減る。多くのイルカは2~4日ほどで食べ始める。(中略)
真っ先にエサを食べるイルカは、警戒心が低いのだろう。つまり動物としてはやや能力に欠けるのかもしれない。こういうイルカはトレーニングの覚えが悪いのだ。なかなか人に慣れないイルカは、警戒心が強い。こういうイルカは一旦環境に慣れてしまうと、高い学習能力を発揮する。簡単なアクションについては、個々のイルカをトレーニングしなくとも、隣のイルカのトレーニングを見て覚えてしまうという芸当もこなすそうだ。」
なるほど、いろいろと考えさせられた本でした。
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