昨日はブログを書くのをすっかり忘れていましたわ。
昨夜大学からの友人から電話がありまして
彼女は特別支援学校で先生をやっていましたが
やはり子供たちのための絵画教室の夢もあるし
今の職場は今年限りで辞めると言っていました。
ところが、「次の職場が決まった」と。
あれ?しばらくフリーターしながら人生模索するようなこと言ってたのに。
中学校の美術の先生、非常勤ですって。
よかったじゃない。やっぱりフリーターはしんどいと思うよ。
親友といえど人生の選択には口を出さない主義でしたが
フリーターよりはよっぽどいいわ、こっちのが。
お互い就職も決まって、今度就職祝いしなきゃね♪なんて。
で、二人の共通の気持ちだったのが
「一度働いてみないと、仕事を選ぶ基準なんてわからない」ということ。
新卒で、在学中から就職活動をしていた学生たちは、たぶん何もわからなかったんじゃないかと。
「会社の社風が~」とか「世界に羽ばたく仕事がしたい」とかそういうものは何の基準にもならん。
我々の場合はね。
「やりがい」で仕事を選ぶと、仕事が生活のすべてになる。
私たちは・・・特にファイン系のひとたちにはあると思うのですが・・・
自分の生活、ライフワーク(自主制作とか)をまず大事にしたい。
カネを稼ぐためのライスワークにすべてを注ぐわけにいかない。
なおかつ好きでやっていることを仕事にしようとも思わない。
そこで、ちょうどいい仕事を探すのって、難しい。運もありますよ。
あんまりにもやりがいがないと苦痛なばかりだし
「そこそこやりがいがあって、自分を殺さない仕事」
これ大事。
一回働いて「あ、こりゃダメだ」という経験があって初めて
次の仕事をどういう基準で選ぶかが見えてくる。
「だから3年以内に転職する新卒入社が多いんでしょ」と友人。
多いのは知らなかったが、そうなのか。
そうなんだろうなぁ、新卒で入った会社が天職だったひとは大変ラッキーだと思いますよ。
彼女にも、まぁ働いてみて、中学の先生が性に合っていればそれもいいんじゃないと言っておきました。
夢とか目標って、正しいゴールとは限りませんからね。
やりたくもなかったことが、最高の選択になることもありますよね。
なんでもやってみないとわからないですよ。
なってみないとわからないものに何か月も費やさなければいけない学生たちはしんどいですよ。
いやでも、就活ちゃんとしなさいよ、と、就活しなかった私は後輩に言い聞かせたいところです。
いいことに就いて、いいお給料もらって、いいパートナー見つけて
そのあとでも好きなことはいくらでもできるんだから。
というか、生活がしっかりしないと好きなこともできませんからね。
プラプラしていた私でさえポンと就職できたのだから
世の中の就職できない子たちは
どんな大企業やいい待遇を求めているのでしょうね。
わかりませんわ。
フリーターで貧乏を経験すると
仕事があるだけ幸せだと思いますよね。