ティンバーのモコモコブーツとアメアパの冬用レギンスが大活躍するだろう一日。
雪の日に、決まっておもいだす風景がある。
場所は経堂と吉祥寺で、わたしはまだ18歳だった。
当時はお兄ちゃんと住んでいて、わたしは未来真っ暗と言えるほど絶望してた。
それでも光は見失ってなかったから、描いてた。

東京に雪が降るといつも、おにいと2人で近くの広場で雪だるま。
外に出る前にお風呂をわかす。
2人ともすっかり冷たくなってお風呂であったまる至福。
年功序列ということで、一番風呂はぜったいおにいの特権だった。
妹というものは兄貴のしもべ。
わたしはトータル20年もおにいの理不尽な命令に応えてきた。
おにいが出てくるまで、わたしはココアにマシュマロで暖をとった。それも幸せだったけど。
それと、吉祥寺の雪。
友達がぜったいにコンソメスープを作って待っててくれた。
雪の日の記憶はどうしてこんなにも静かで、幸せなんだろう。
それはたぶんわたしの育った街に雪が降らなかったからなのかもしれない。













