
私はその弾を拾った。
初めて見る、重々しい金属製の弾が、今私の手元にある。
映画でしか見たことないものが、普通に道端に落ちていていいのだろうか?
私は家に帰ってから電車で警察署に行った。
事情を話し、私は特別な客として迎えられた。
「そうですね、あと20分ほどで職員の者が来ますのでこちらで待っていていただけますか?」
「わかりました」
私は弾を両手で握りしめながら答えた。
しばらく待っていると、ずんぐりしたおじさんが私にお辞儀した。
「私は藤原雅也(ふじはらまさや)です。今日のあなたの担当です。」
「私は、五十嵐優奈です。よろしくお願いします。」
そう言うと、私達2人は小さな会議室へ向かった。
しかし私はまだ知らなかった。
この話をして私の人生が変わってしまうなんて。
続く