ディズニー映画の紹介
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バンビ

『バンビ』(Bambi)は、ウォルト・ディズニー・カンパニーによるアニメーション映画です。


1942年8月13日公開のアメリカ映画です。


フェーリクス・ザルテンの『バンビ』を原作としています。


上映時間72分。


日本での公開は1951年5月18日。


1955年に日本語吹替版が上映されています。



≪あらすじ≫


朝もやの森の奥、子鹿のプリンス”バンビ”が誕生しました。


色鮮やかな花や蝶々、バンビは出会うものすべてに驚き、好奇心がいっぱいです。


森の中の楽しい冒険仲間は、やんちゃな子兎のとんすけや、恥ずかしがりやのスカンクのフラワー。


やがて季節はめぐり、愛情深い両親や賢いふくろうに見守られながら、バンビは「出会いと別れ」を経験し、「勇気と希望」を学びつつ、若き森の王者として成長して行きます。


厳しくも美しい自然の生命の不思議を通じて、バンビと森の仲間たちがやさしさとたくましさを身につけ、一人立ちしていく姿を描いています。



≪キャスト≫


・バンビ:(子供)ボビー・スチュアート(吹き替え:林勇)
(少年)ドニー・ドゥナガン
(青年)ハーディー・オルブライト(吹き替え:依田有滋)
(大人)ジョン・サザーランド


・ファリーン:(子供)カミー・キング(吹き替え:押谷芽衣)
(大人)アン・ギルズ(吹き替え:加藤陵子)


・とんすけ(英語ではサンパー):(子供)ピーター・ビーン(吹き替え:稲葉祐貴)
(青年)(吹き替え:奥田英太郎)
(大人)ティム・デイビス


・フラワー:(子供)スタンレー・アレクサンダー(吹き替え:湯沢真伍)
(少年)スターリング・ホロウェイ
(青年)(吹き替え:小野晃弘)
(大人)ティム・デイビス


・森の王様:フレッド・シールド(吹き替え:岸野幸正)


・お母さん:ポーラ・ウィンスロー(吹き替え:杉村理加)


・フクロウ:ウィル・ライト(吹き替え:熊倉一雄)



≪挿入歌≫


・愛の歌声(Love is a Song)


・4月の雨(Little April Showers)


・春のしらべ(Let's Sing a Gay Little Spring Song)


・ルッキング・フォー・ロマンス(Looking For Romance)/あなたに歌を(I Bring You A Song)

ファンタジア②

≪登場キャラクター≫


・くるみ割り人形
しずくの精
ホップ・ロウ
マッシュルーム・ダンサー
花の踊り子
金魚
あざみの少年たち
らんの少女たち
秋の精
とうわたの踊り子
霜の精
雪結晶の精


・魔法使いの弟子
ミッキー・マウス
イェン・シッド
ほうき


・春の祭典
恐竜たちをメインキャストにして、地球創世期~生命誕生(勿論、登場するのは恐竜ばかりではない)・恐竜その他、大部分の爬虫類の(異常乾燥による)絶滅までが描かれる。


・田園交響曲
ベガサス
ブルダス
メリンダ
バッカス
ジャッカス
ゼウス
バルカン
アポロン
アイリス
オリンポスの虹の女神。
ディアナ
モーフェウス
キューピッド
ケンタウルス


・時の踊り
ミリ・ウパノヴァ
ヒヤシンス・ヒッポ
エレファンチン
ベン・アリ・ゲーター


・はげ山の一夜
悪魔
幽霊
チェルナボーグ


・アヴェ・マリア
巡礼者

ファンタジア①

『ファンタジア』(Fantasia)は、1940年のアメリカ映画。


アニメーション映画。


ディズニー製作。


1940年11月13日公開。


カラー作品であり、世界初のステレオ音声作品です。


日本での公開は戦後の1955年9月23日でした。



≪概要≫
ステレオ効果が利用された最初の映画です。


尚且つサラウンドの原型ともいえるステレオ再生方式が世界で初めて一般的に導入され実用化された面においても、技術的において非常に重要な歴史的映画です。


日本においてディズニー・ホーム・ビデオが1991年11月1日に発売したビデオは、ビデオテープとレーザーディスクを合わせて100万本以上の売り上げを記録しました。


当時の日本記録は『眠れる森の美女』と『ローマの休日』の約40万本であったとされ、その記録を大幅に更新することになりました。



≪製作過程≫
ウォルト・ディズニーは一連のミッキーマウス映画を製作しつつ、ミッキー映画と全く正反対の、芸術性の高い作品を製作することを願っていました。


その手始めとしてSilly Symphony(シリー・シンフォニー)シリーズが誕生しました。


しかしウォルトはそれだけでは満足せず、Silly Symphonyの方向性を多少は維持しつつ、物語性のある音楽作品を作ることになり、その筆頭候補として「魔法使いの弟子」を題材に取り上げることにしました。


「魔法使いの弟子」製作の際、従来どおりミッキーが主役に選ばれたことにストコフスキーは異を唱え、新しいキャラクターを作ることを主張しました。


しかし、パントマイムだからということでミッキーに落ち着きました。


こういったことがありつつ制作は進んでいき、1年かけて「魔法使いの弟子」を完成させました。

ピノキオ②

≪キャラクター≫

・ピノキオ (ピノッキオ)
声の出演 - Dick Jones、常盤祐貴


・ゼペット (ジェッペット)
声の出演 - Christian Rub、槐柳二


・ジミニー・クリケット (コーロギ)
声の出演 - en:Cliff Edwards、肝付兼太(台詞)江原正士(歌)


・ブルー・フェアリー (青い髪の妖精)
声の出演 - Evelyn Venable、天野由梨


・J・ワシントン・ファウルフェロー (キツネ)
声の出演 - Walter Catlett、山田康雄


・ギデオン (ネコ)
声の出演 - 台詞は無い。
しゃっくりの声(音)お喋り声は、メル・ブランクによるものです。
喋った声は、はせさん治


・ランプウィック (ロメーオ)
声の出演 - en:Frankie Darro、沼田祐介


・クジラの王様モンストロ (サメ)
声の出演 - ニック・ノルティ、原田大二郎


・ストロンボリ親方
声の出演 - Charles Judels、大塚周夫


・コーチマン
声の出演 - Charles Judels、辻村真人


・クレオ (金魚)
ゼペットの飼っている金魚
声の出演 - メル・ブランク、山口智子


・フィガロ
ゼペットの飼い猫
声の出演 - メル・ブランク、愛河里花子


≪キャラクターとしてのピノキオ≫


ハウスオブマウス』で、ミッキーマウスと共演します。
ペインとパニックにより、悪の道に反れたり、良心役のジミニー・クリケットと離れたりしてしまうが、自分の力で、危機を乗り越えます。


キングダムハーツ』では、自分の心を奪われるが、ジミニーの呼びかけから我に返ります。

ミステリーツアーでの登場は、肖像画のみです。


イッツ・ア・スモールワールドでは、イタリアの女の子がピノキオ人形を持っています。

東京ディズニーシーではパーク内の1エリアであるメディテレーニアンハーバーの代表的キャラクターとなっています。


東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの外装、内装はピノキオの原作の舞台であるトスカーナ地方をモデルの1つとしており、それに因んで、立体駐車場の各階のシンボルキャラクターにピノキオの登場人物が用いられています。

ピノキオ①

『ピノキオ』(Pinocchio)


1940年2月7日に公開。


ディズニーによるアニメーション映画。


日本での公開は1952年5月17日。


カルロ・コッローディ作の童話『ピノッキオの冒険』を原作としています。



≪ストーリー≫
時計職人のゼペットによって作られた人形ピノキオ。
子供のいないゼペットはピノキオが自分の子供だったらと、星に願いをかけます。
すると皆が寝静まった頃、ブルー・フェアリーが現れ、ピノキオに生命を授けると「正直で優しい性格になれば人間になれる」と言い残して去ります。
生命を授かったピオキオを見て大喜びのゼペットは、翌日ピノキオを学校へ送り出しますが…



≪概要≫
前作白雪姫が大ヒットをした後、「再び同じような映画を」という依頼がウォルトに多数寄せられました。
しかし、彼はそれを拒否し、前作とは異なる冒険物語も「ピノキオ」を選びます。
原作は社会風刺小説であり、ピノキオは悪戯っ子で、子供っぽい性格がみられ、白雪姫のような華がなかったため、夢のある物語にするのは難しかったようです。

ウォルトはストーリー作りに数ヶ月も悩み、制作を一時中断します。
制作が再開された後も熟考を重ね、2年の歳月を経てついにテンポのよい夢と希望にあふれた冒険物語が完成しました。


劇中でジミニー・クリケットが歌った「星に願いを (When You Wish Upon a Star)」は第13回アカデミー賞で歌曲賞を受賞。
アメリカ映画協会による、「映画史における偉大な歌100選」でも第7位に入りました。
古典アニメーションの傑作として今日も愛され続けています。 


白雪姫②

≪キャラクター≫
・白雪姫
大変美しく可憐な少女。
本作の主人公。
その美貌のため、継母である魔女の怒りを買ってしまいます。
ディズニープリンセスの1人。
12歳。


・プリンス
白雪姫を救う王子。

・女王/妖婆(魔女)
自分が一番美しくないと気がすまない、
白雪姫の継母。


・ドック
7人の小人の1人。
物知りで、眼鏡をしています。
日本名:先生


・グランピー
7人の小人の1人。
現実的で、感情的。
最初は白雪姫の事を快く思っていなかったが、次第に彼女に心を開くようになります。
日本名:苦虫/おこりんぼ


・スニージー
7人の小人の1人。
アレルギーがある。
どうやら花粉症か埃やダニのアレルギーのようです。
日本名:くしゃみ


・スリーピー
7人の小人の1人。
睡眠不足。
日本名:眠り屋/ねぼすけ


・バッシュフル
7人の小人の1人。
照れ屋で、真っ赤になります。
日本名:照れ助/てれすけ


・ハッピー
7人の小人の1人。
いつも、にこにこしています。
日本名:のんき屋/ごきげん


・ドーピー
7人の小人の1人。
しゃべらない。
白雪姫の事が大好き。
小人の中で唯一髭が無い。
日本名:抜け作/おとぼけ



≪スタッフ≫
監督:デヴィッド・ハンド
製作:ウォルト・ディズニー
原作:グリム兄弟
脚色:テッド・シアーズ、オットー・イングランダー
音楽:フランク・チャーチル、リー・ハーライン、ポール・J・スミス



≪挿入歌≫
口笛ふいて働こう(Whistle While You Work )
ハイ・ホー(Heigh-Ho )
いつか王子さまが(Someday My Prince Will Come )

白雪姫①

白雪姫 (しらゆきひめ Snow White and the Seven Dwarfs)


1937年のアメリカ映画。


ファンタジー映画。


監督はデイヴィッド・ハンド(1900年 - 1986年)。


直訳すると「白雪姫と7人の小人達」という意味になります。


グリム兄弟による童話『白雪姫』を原作とします。


ディズニーの長編映画第1作目です。


世界初のカラー長編アニメーション映画。


1937年12月21日公開。


日本での公開は1950年9月26日。



≪概要≫
ディズニー初の長編映画というだけでなく、アニメ史に残る傑作として知られています。


莫大な労力と金額が費やされ、4年の歳月と170万ドル(当時の金額)の巨費を投じて制作された大作です。


1993年にはデジタル処理で映像修復が施されたデジタル・ニュー・バージョンが公開されました。


全米だけで興行収入4,000万ドル以上を記録するなど世界中で大ヒットしました。


これにより1930年代の映画で最も配給収入を上げた映画となりました。


セルビデオ出荷本数はアメリカで2700万本、日本で180万本を記録。


挿入歌である小人のマーチ『ハイ・ホー』(Heigh-Ho )も有名です。


白雪姫城のモデルとなったとされるセゴビアのアルカサルには多くの観光客が訪れています。



≪あらすじ≫
むかし、ある城に白雪姫という姫が住んでいました。


白雪姫の継母である女王は大変恐ろしい魔女でした。


ある日、白雪姫の継母が、いつものように魔法の鏡に『一番美しいのは誰?』と聞くと、魔法の鏡は『世界で一番美しいのは白雪姫』と答えてしまいます。


そこで女王は、ある狩人に、白雪姫を殺し彼女の心臓を持ち帰るよう命令します。


しかし、狩人は彼女を逃し、代わりに鹿の心臓を持ち帰ります。


一方、白雪姫は森で迷い、一軒の小さな家を見つけると、そこは七人の小人の住む家でした。

風車小屋のシンフォニー

風車小屋のシンフォニー


原題:The Old Mil


1937年11月5日公開。


ウォルト・ディズニー・カンパニーによるシリー・シンフォニーシリーズの短編アニメ映画作品。


マルチプレーンカメラを初めて導入したアニメ作品。


1937年アカデミー賞短編アニメ部門・技術部門受賞作。


≪あらすじ≫

蜘蛛の巣の奥には村外れの古びた風車小屋があるのどかな風景が広がっていました。


風車小屋はもう粉をひかず歯車が廻らないように止めた縄も古びていたましたが、中には卵を暖める小鳥やフクロウ、ネズミの家族、鳩のカップル等が住み着き、その周りにもいろいろな生き物が幸せそうにそれぞれの生活を満喫していました。


その晩、雨が降り始め大嵐が起きます。


歯車を止めていた古びたロープがついに切れ、風車小屋の歯車は荒々しく廻り揺れ始めます。


風車小屋に住む生き物たちは大嵐に恐怖を感じながらも必死に踏ん張り続けます。


そんな中で風車小屋の羽の一部が壊れ始め風車小屋は半壊してしまいます。


そして朝、嵐は収まり、半壊し壊れかけた風車小屋の姿がありました。


その古びた風車小屋の生き物たちは何事もなかったようにいつもの生活を始めいつもの風景が戻るのでした。



※シリー・シンフォニー (Silly Symphony)とは…

ウォルト・ディズニー・カンパニーによって製作された短編アニメーション映画作品シリーズです。


1929年の『骸骨の踊り』 (The Skeleton Dance) に始まった本シリーズは、ミュージカルの取り込みを基本に、新しい脚本の方向性や製作技術など斬新的な試みが積極的に導入されていました。


3色カラーを初めて用いた作品である『花と木』 (Flowers and Trees) や、おとぎ話を題材とした『三匹のこぶた』 (Three Little Pigs) が有名です。


またドナルド・ダックのデビュー作である「かしこいメンドリ」を含んでいます。

ウサギとカメ

ウサギとカメ(兎と亀)は物語の1つです。


イソップ寓話やジャン・ド・ラ・フォンテーヌが書いた寓話詩にも所収されています。


「いくらウサギが俊足であっても、継続した努力を怠れば、鈍足でも努力を怠らなかったカメに追い抜かれる」という例え話として多く用いられます。


明治時代の初等科の国語の教科書には「油断大敵」というタイトルで掲載されていました。



≪あらすじ≫

ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑みます。


かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまいました。


ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めます。


その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿でありました。



≪教訓≫
自信過剰で思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。


また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道に反れず、着実に真っ直ぐ進む事で、最終的に大きな成果を得ることができる。



≪続き…≫
「負けウサギ」…カメに負けたウサギは恥晒しだという事でウサギ仲間から追われたが、そのウサギ達を狙うオオカミを知恵を使って撃退し、名誉挽回するという話があります。

かしこいメンドリ

かしこいメンドリ


原題:The Wise Little Hen


アメリカで1934年6月9日に公開。


ウォルト・ディズニー・プロダクション(現:ウォルト・ディズニー・カンパニー)製作の短編アニメ映画作品です。



≪概要≫
イギリスに伝わるおとぎ話『ちいさなあかいめんどり』 (The Little Red Hen) を原作とします。


同話に登場する怠け者のネコとイヌとネズミをディズニー独自のキャラクターに置き換え、この教訓とも言うべき話をコミカルに表現しています。


また、現在ディズニーの顔としてよく知られたキャラクターであるドナルドダックのスクリーンデビュー作でもあります。



≪あらすじ≫
ある日、メンドリはトウモロコシを育てようと種蒔きをしようとしたが、自分と子供のヒヨコたちだけでは大変なため、友達であるブタのピーター・ピグと、アヒルのドナルドの家を訪ね手伝ってもらうよう頼みます。


しかし、どちらとも突然の腹痛を理由に種蒔きの手伝いを断ります。


しかたなく、メンドリは自分と子供たちだけで種蒔きを行うのです。



しばらく経ち、トウモロコシは立派に成長し、収穫の段階となります。


メンドリはやはり自分たちだけでは大変ということでピータードナルドに手伝いを頼みますが、またも2人とも同じように突然の腹痛を訴え、手伝いを断ります。


そのため、またしても自分たちだけでトウモロコシの収穫を行います。



メンドリたちのトウモロコシ収穫は大豊作に終わります。


トウモロコシを料理し、子供たちと料理を食べようとしたメンドリだが、あることを思い付き、ピータードナルドの所へ出かけます。


踊っていたピータードナルドの所にメンドリが現れ、2人はその姿を見るや、急に腹痛だと言い出します。


しかし、2人に対しメンドリは、収穫したトウモロコシが大豊作で自分たちだけでは食べきれないので食べるのを手伝ってくれと言います。


すると、お腹が痛いと言っていたピータードナルドは急に態度を変え、手伝う気満々に。


そこでメンドリは、ピータードナルドにある箱を差し出します。


2人はその中にトウモロコシが入っているものと思い喜んで開けたが、中に入っていたのはトウモロコシではなく腹痛薬でした。


メンドリは2人が力仕事を手伝うのが嫌で仮病を使っていたことをとっくに知っており、仮病などを使って手伝ってくれなかったことに対する仕返しのためにわざとやってきたのでした。



≪登場キャラクター≫
メンドリ(声:フローレンス・ギル)
ピーター・ピグ(声:ピント・コルヴィグ)
ドナルドダック(声:クラレンス・ナッシュ)