9月~12月すべての合格判定模試、学校別模試が終了しました。よい結果もあれば、悪い結果もありました。この期間は過去問演習も平行して行ったこともあり、正直なところ結果がどうだったのか正確に思い出せなくなっています。夏の時点では、「9月からは合格判定模試の結果を分析しながら対策を講じていくのかな?」などのイメージを持っていたのですが、そんな展開にはまったくなりませんでした(笑)。

 

 終わってみて感じることがあります。「合格判定模試で弱点を見つける」とよく聞いていました。学校別模試と違い広範囲からバランスよく出題されるため複数回受けると網羅できるということだと思います。確かに模試の直しをすることで漏れを埋めることができたかもしれません。ただ、効果は限定的だった気がします。「弱点を見つける」と言う意味では、志望校の試験問題に対峙した時の「弱点」こそが重要だと実感したからです。

 また、約1か月ごとの合格判定模試をペースにするという考え方があったと思います。しかし、息子の場合は模試をペース目標に使えませんでした。そもそも息子は模試の日程を認識していなかったと思います。週末は、志望校別特訓、過去問演習、模試で埋まり、本人としては忙しい中でただ淡々とこなした感じです。今振り返ると「合格判定模試は受ける必要があったのか」との考えもよぎります。

(いえいえ言い過ぎました。”場慣れ”という効果があります。数多くの試験を他塾や中学校会場など知らない場所で受ける経験は貴重だと思います)

 

 一連の模試が終了した今思うことは、息子の場合、学力向上を担うのは結局のところ6年後半であっても5年生の時と同じで、”毎週の塾の授業だな”ということです。9月には「9月からは合格判定模試も始まり、受験生になる!モードが変わる!取り組みも変わる!」という先入観が父にはあったようです。しかし、新4年生からレギュラー授業で確立してきた習慣を変えるということはなかったんだなと、と今になって気付きました。前回「中だるみ」という言葉を使ってしまいまいしたが、息子にしてみれば、「これまでどおり塾の先生の言うことをよく聞いて、宿題や週テストもきちんとやっている。プラスで志望校別特訓もきちんと受けている。弛んでなんかいない」とのこと。確かにそうですね。

 

 では5年生や6年生前半と9月以降は同じだったのか?もちろん違います。その違いは、志望校別特訓と過去問演習が毎週のレギュラー授業と別にアドオンされる効果です。志望校を意識する→志望校の合格までの距離を意識する→自分に何が足りないかを考える→授業での力の入れどころが分かる、という好循環が週末の志望校別特訓・過去問演習で加わるのです。受験生として志望校合格から逆算しての「弱点を見つける作業」が行われ、正しい優先順位付けにつながったと思います(これは合格判定模試ではできないことです。11月になって合格者最低点の重要性を実感しました)

 

 ということで、息子の場合は、9月~12月を振り返ると、

レギュラー授業=志望校別特訓=過去問演習>学校別模試>合格判定模試

という順番で重要でした。(そうは言っても、模試をもし受けなければ、「過去問演習の結果だけでは、安心できない」という気持ちになったと思いますが)

 

 

↓よろしければフォローをお願いします。

フォローしてね!

 

↓よろしければ応援クリックをお願いします。

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2026年度(本人・親)へ
にほんブログ村

 

 

中学校受験ランキング
中学校受験ランキング